ギャルリももぐさ/百草
作品/百草
Temporary Exhibition Gallery Permanent Exhibition Gallery Cafe Outline & Access Momogusa Original Masanobu Ando's Work Akiko Ando's Work Published Momogusa Blog.
   

 

 

器 と 料 理 展 作家プロフィール

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伊藤環

1971年生まれ

18歳 大阪芸術大学陶芸コース入学
22歳 人体に興味を持ち始め卒業制作は人の顔をモチーフにトーテムポールのオブジェを造る。
23歳 大学卒業後山田光先生のご好意により京都の門工房でろくろ三昧の1年を過ごす。
24歳 信楽の陶芸の森で人体をモチーフにオブジェ制作。
    実家に戻り父 橘日東士の元で食器を中心に制作。
2006  33歳 三浦半島の三崎に独立開窯。
    OZONE、クラフトフェア松本、工房からの風に出展。
34歳 Birne(埼玉)にて独立初個展。
2012  岡山に移住。
2013 プロダクト1+0を立ち上げる。
2015 レストランnoma Tokyoの器制作を機会に世界一を味わう。
2016 MANSUR GAVRIEL(マンサーガブリエル)NYコレクション

 

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井山三希子

デザインの勉強に入った学校を、家の事情で直ぐに退学しその後に就職した現代美術のギャラリーで
出会った作品や作家の方々は、学生として学ぶ事が出来なかった私には大切な勉強の場でした。
仕事場での毎日は、作品を見て作り手の方と話をする日々でももう自分の作りたい気持ちが抑えきれなかった。

そんな場所で学んだ私の器は、作品ではなく使う為の道具、
選んで頂いた方の生活に溶け込んで馴染んでいったら嬉しい。
なので自分のサインは入れない、ただの道具ですから。

 

 
 

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額賀章夫

1963年東京都杉並区生まれ

1985 東京造形大学デザイン学科U類染コース卒業
1988 茨城県窯業指導所(現:笠間陶芸大学校)ロクロ科研修生
1989 (株)向山窯にて修行
1993 笠間にて独立
1998 笠間焼伝統工芸士に認定される
1999 現在地に工房を移転

学生時代の時から古いものが好きでした。特にその頃中近東の陶器がとても好きで、土器からラスター彩まで闊達な装飾に心惹かれていました。
テキスタイルの染の専攻だったので、当時の自分は装飾に目がいっていたのでしょう。また、大学でお世話になった先生が芹沢C介のお弟子さんで、
その先生からの薫陶を受け、芹沢コレクションや日本民芸館の展示には学生時代大きく心を動かされました。振り返るとそんな経験が今の仕事に活
かされていると思います。

大学卒業後、25歳の時にやきものやになろうと笠間に来て、数モノの工房で修行しました。自分の窯を持ってからも、笠間の土、釉薬、技法を土台
に制作しています。独立したころは「くらわんか」が好きで一緒にコーディネート出来るうつわが作れたらと考えていました。けれども10年ほど前
から米国でも仕事をするようになり、生活文化の違いに触れることで制作意識にも変化が出てきました。自分の作ったモノを通じて色んな人との出会
いにいつも励まされています。

 
 

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山口和宏

1956年福岡県北九州市生まれ

27歳で、星野村の陶芸家宅に置かれていた楓のベンチに魅せられる。
今でもあのベンチに出会った時の衝撃を覚えている。

家具工房に弟子入りしたあと、1986年、福岡県うきは市の山中にて家具製作をはじめる。
はじめはテーブル、玄関扉、食器棚、書棚と大きなものを作っていたが、使いこまれていくうちにその人の時間までも刻みこんでくれる木の良さを知ってほしくて、
暮らしのなかで必要な木のお皿や道具をつくりはじめる。

現在は、各地での展示会が中心。椅子を作るのが一番楽しい。
木は反りやすかったり、くせがあったり、それぞれに個性があるが、どの木の木目も美しく、手触りと香りにうっとりする。

木の道具と生活することは、自然と自分の生き方を見つめなおすことにつながると思っている。

手にとってくださった方に、そんなことも感じてもらえるよう願いながら、今日も木と向かい合っている。

 
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山本美文

学生時代に習得したスキーを生業にしたいと思い、信州に移住。
オフシーズンの糧になるかも?という甘い心持ちで、木曽の技術専門校(木工科)を受験。
入学式の後に担当指導教官から「職人は10年で半人前、20年で一人前に育つ」
と教えられ、絶望的な気分に陥る(すぐにでも木工になれると思い込んでいたから)。

スキーと木工の二足の草鞋(わらじ)ではどちらもが中途半端になってしまいかねないことを悟り、
木曽での10年を経て、その先10年木工を続けても芽が出なければ作家活動を諦める決意で生まれ故郷に工房移転。
岡山では家具の製作に加えて、地元で伐採される小径木も活かせる木工ロクロに注目(同時に漆塗りを独学)。

専門校時代に忠告されていた20年を過ぎても、未だ一人前にはなれぬまま、来年木工歴30年を迎えることに。
ストックを握っていた頃のほうが良かったのか、鑿(のみ)に握り換えたことが間違いでなかったのか答を出せぬまま、今日も工房で木を削っています。

只ひとつ確かなことは、「木でモノを作る」と言いながら、実は木に育てられてきた自分が居るということ。

1959年生まれ

 

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高橋禎彦

1958年、池袋にて生まれる。

父の転勤で新潟、名古屋二ヶ所、小樽二ヶ所、桜木町、大船と転校を続ける。
小5でガットギターを買ってもらい、以来ギターに触っていると落ち着く。

多摩美大を受験、立体デザイン科に入学するが、なじめず、音楽事務所のボーヤを経て舞台照明の下働きをするようになる。
3年次にガラスを選択する機会があり、京都の世界クラフト会議で海外のガラス作家のデモとレクチャーを見てすっかりはまる。

卒業後、デンマークの作家の紹介で、ドイツの工房でアシスタントをして二年間過ごす。

帰国後、神奈川県津久井郡(現在は相模原市)に移住、工房をつくり現在に至る。

はじめはアメリカのスタジオグラスを意識した制作をしていたが、90年に鯉江良二の制作を手伝う機会があり、刺激を受けて、自分なりのうつわの制作をはじめる。
以来いちばん単純化した吹きガラスのプロセスをいろいろためしている。

 
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竹俣勇壱

1975 金沢生まれ
    小学生の時サッカーを始めるが団体行動が合わず中学からはテニス部。
    高校時代、団体戦で全国大会に出場するが一回戦敗退。急につまらなくなりスポーツはやめようと思う。
1995 彫金師という職業を知りジュエリー工房に弟子入りする。
    休みのたびに、アメリカ、オーストラリア、東南アジアの装飾品をつくる村を訪ね歩く。
    昼夜問わず仕事をするが6年でクビになる。
2002 独立。いろいろ営業してみたがどこにも取り扱ってもらえず、しょうがないのでアトリエ兼ショップをオープン。
    オーダージュエリーを中心に活動を始めるがオーダーの仕事はなく
    アンティークジュエリーの修理をしながら生活をする。
2006 塗師 赤木明登氏に頼まれた茶杓がきっかけで生活道具を作り始める。
2008 岡田直人さんと銀座「日々」で初展覧会。その後、二人展を中心に全国で展覧会を開催。
2010 「百草」金沢展に参加
2011 「桃居」初個展、「ryo」発表 猿山修(デザイン)田三金属(製造)竹俣勇壱(監修、仕上)
2014 クールジャパンプロジェクトでアラン・ディカスが主宰する「Le Jules Verne」で
    コース料理のカトラリーに選ばれる。
2016 「tayo」発表 猿山修(デザイン)長井製作所(製造)竹俣勇壱(監修、仕上)
2017  金沢市に「tayo」の実店舗を準備中。

 

 
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小林もりみ

1967 山梨県生まれ。大家族の中で育つ。とにかく早く外国に行きたい子供だった。
1983 高校生の夏、初めての外国・アメリカへ。スーパーに行くのが楽しみでたまらず、
   ホームステイ先の家族から、「もりみは将来スーパーに就職するのがいい」と言われる。
1987 大学時代、アメリカの大学のサマースクールへ。世界中から集まる学生たちの中で、友人はイタリア
   人ばかり。初めて『イタリア語』『イタリア人』というものの存在を頭で理解する。イタリア語を学び
   始める。
1989 大学卒業後、イタリア留学の夢はあったが実現できず、一年でお金を貯めようと航空会社の国際線乗
   務員に。結局三年間勤務する。仕事で訪れたパリに惹かれる。
1993 フランス、パリ留学。苦手なフランス語は、住まずしては一生話せないままだろうということ
   (仏語、伊語は必ずマスターしようと、なぜか決めていた)、限られた時間での学びの密度を鑑み、
   イタリアでなくパリへ。大学の合間に市場に通う楽しみが励みの日々。
1994 パリ在住のイタリア人の友人が持っていたオリーブオイルの美味しさに、衝撃を受ける。
1995 パリで見つけたオリーブオイルを日本になんとか紹介したいと、故・鈴木汀さんのプラニングオフィス
   を紹介していただき、それが縁で就職。カフェやライフスタイルショップの開発、ヨーロッパのキッチ
   ングッズ・食材の輸入コーディネートなどを担当。
2000 フリーランスを経て『カーサ・モリミ』設立。
2008 イタリアにてオリーブオイル・テイスターの資格取得。
2009 体調を崩したことをきっかけで、拠点をイタリアへ。
   多くの方々に支えていただき、イタリアでも仕事を続けられるように。
   スローフード運営の食科学大学にて『イタリアン・ガストロノミー&ツーリズム』修士課程修了。
2010 ミラノをベースに。
2014年より食科学大学修士課程非常勤講師。

 

 

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