ギャルリももぐさ/百草
作品/百草
Temporary Exhibition Gallery Permanent Exhibition Gallery Cafe Outline & Access Momogusa Original Masanobu Ando's Work Akiko Ando's Work Published Momogusa Blog.
   



minä perhonen + 百草 
「 つくりの回生V 」



2013.11.23(土) - 12.8(月祝)
11:00 - 18:00 会期中無休

作家在廊日|
minä perhonen デザイナー 皆川 明  
11.23(土)24(日)



   




◎ワークショップはお申し込み多数のため、満席となりました。
お申し込み有難うございました。受付は弊社よりの返信をもって完了とさせていただきます。


■ミナ ペルホネン ワークショップ 「パッチワークのバッグをつくろう」
minä perhonen のはぎれを使って、皆川 明さんと一緒にバッグをつくるワークショップを行います
楽しいお話と美味しいお菓子と共に、自分だけのオリジナルバッグをつくってみませんか

日時|11月24日(日) 14:00 - 16:30   定員|60人(要予約)
場所|東栄公民館(百草より徒歩5分 駐車場は百草もご利用下さい)
参加費|5750円(お茶・お菓子付き)京都のhorno(オルノ)のお菓子を供します
持ち物|裁縫道具(針、糸、糸切りばさみ、布切りばさみ)※必須
    バッグにつけたいリボンやボタン、刺繍糸などもご自由にお持ち下さい




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minä perhonen ウサギクッション 
   



「 ロータス スツール 」

皆川 明 デザイン/桜製作所 製
座面(木・布張り)予約制

座面を取り外してスタッキング可能です

布張りタイプは、座面に今回の展覧会用に用意された
ファブリックからお選び、ご予約いただけます

(写真のデザインに一部変更がございます)


■出品内容
皆川明+安藤雅信のコラボレーションの陶作品 ミナ ペルホネン+百草のサロン
ランドリー洋服 /パニーニバッグ /ピースバッグ /ワンマイルバッグ /エッグバッグ /ミニバッグ /サンキューベリーバッジ /
くるみボタン /ソックス・タイツ・レギンス /ストール、ブローチなどの小物アイテム /ニットアイテム /ハンカチ /デニム /
トレイ /ウサギクッション /インテリアファブリック /ロータススツール /ブランケット /ハギレセット /てぬぐい /メンズアイテムなど

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左)コラボに用いられる素材は3タイプ。 1.皆川さんデザインの百草オリジナルテキスタイル。 2.百草の布にミナ ペルホネンの刺繍や
プリントを施したもの。3.ミナ ペルホネンのテキスタイル。写真は2タイプ。百草オリジナルのマルチストライププリントがお目見えします。 安藤 明子

右)定番から一点ものまで、様々な形体に絵付けや彫りを施してもらった。 安藤 雅信


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4年目にして皆川エンジンは初めてレッドゾーンに針を振った。これは継続的な作品になるだろう。乞うご期待を。
コラボレーションの陶作品制作風景


古い自動車
日本車メーカーが危険を察知して自動的に止まる車を発売し始めた。対外的な事故は減っても、運転手はそんな車に対応できるのだろうか。
欧州車に付属していたマニュアルに「路面の状況を握っているハンドルで感じて欲しい」と書いてあるのを読んで、「感覚を研ぎ澄まして
運転して欲しいということ?」これが欧州の車文化かと感心した。機械の発明は「この道具を使って、何かをしてごらん」というものであ
り、機械文化はそれを使って新しい世界を認識し発見することだと思う。新装置で人の感覚は鈍くなっていかないだろうか心配だ。
 一世代近く年下の皆川さんと、古い欧州車好きという共通の趣味がある。文化としての自動車がそこには残っている。感覚を澄まして寄
り添わなければならない車だが、小さな茶室が宇宙のように感じられる茶道みたいに、俗世間から離れて人車一体となる。車の機嫌を伺い
つつ、最高のパフォーマンスを引き出すには、素の自分でいるというか、武装を降ろさないと、運転は旨くいかない。そうすると自分も普
段見たり聞いたりしているものが、新鮮なものとして目や耳に飛び込んでくるというか、運転に専念している自分が気持ちよくなる。
 皆川さんのあの不思議な絵は、目の前に広がる風景を写実しているのではなく、シフトをチェンジして、違うところから見ている風景を
覗いているものだろう。コラボレーションをしていて、皆川さんが車を運転しているかのような錯覚に陥ることがある。信号待ちなのかエ
ンジンの調子が今ひとつなのか、僕が粘土で様々な形あるモノを作り、「これどう?」と手渡しても、全く絵を付けてくれない物がある。
かと思えば、次から次とシフトアップして、制作が追い付かないくらい絵筆が進むものもある。僕にとっての皆川さんは、その時にならな
いと調子が分からない古い自動車のような存在なのである。
 このコラボの目的地も方向も定まっていない。手間の掛かる車だが、運転するのを楽しみながら、お互いのまだ知らない土地まで行こう
と思う。発見と驚きが積み重なって、いつか文化となったら最高に幸せだ。                     百草 安藤雅信




                    


minä perhonen(ミナ ペルホネン)

社会への考察や自然への詩情から図案を描き、織りやプリント、刺繍などオリジナルデザインのテキスタイルを用いた服作りを
行うファッションブランド。国内外の生地産地と連携し、素材や技術の開発に注力する。近年は家具やテーブルウェアなどのイ
ンテリアプロダクトや、ステーショナリーなどファッションの領域を越えたデザインプロダクトも発表。
フィンランド語で「minä」は「わたし」、「perhonen」は「ちょうちょ」の意。蝶の美しい羽のような図案を軽やかに作って
いきたいという願いを込めている。

皆川 明  minä perhonen デザイナー

1967年生まれ。「minä(2003年よりminä perhonen)」を設立。
国内外の生地産地と連携して素材や技術の開発に注力する。
デンマークkvadrat社、英LIBERTY社をはじめとするテキスタイルメーカーにもデザインを提供。
近年は家具やうつわなどの生活デザインや、青森県立美術館、東京スカイツリー®のユニフォームデザインも手がける。




 
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