DM / pdf ミナ ペルホネン “slow dance” ワンピース

minä perhonen + 百草
つくりの回生 X-2 「森の音、風の唄」

2025. 10. 10(金) → 10. 26(日)

11:00→18:00, 休廊日: 10.14(火), 10.22(水)
デザイナー 皆川 明 在廊日: 10.18(土), 10.19(日)
*在廊時間はインスタグラムでお知らせいたします。

会期中10.10(金), 11(土), 12(日)の3日間は予約制入場(11:00–13:00)
*14:00以降は自由入場・その他日程は終日自由入場

ご予約は9.28(日)10:00より開始いたします。

one day 2018–19→a/w
森の中を巡る少女。トナカイやうさぎと出会いながら湖に辿りつき、樹々を抜けるある日のできごと。

『森の音、風の唄』

風とは暮らしに流れる心の動き
光は暮らしの特別なできごと

ゆるやかに流れる時と瞬きの時の中で暮らしは紡がれ、そこに刻まれる風景は人々の心象に記憶される。つくりの回生を重ねるなかで時が繋がり流れていくことから生まれる想いが、唄のように軽やかな旋律に感じられる。

皆川 明

『意識の変革 日々のこと』

成功体験があったとしても一箇所に留まることをせず、次に進む皆川さんとミナ ペルホネン。上記の言葉を読んで腑に落ちた。僕の工房で器に見たこともない草の絵を描いていたので、「それ、何の花?」と尋ねたら「風に吹かれて揺れている花」と皆川さんは答えたのだ。いつも風が紡ぐ風景と縁、「暮らしに流れる心の動き」を大事にしているのだ。

安藤 雅信

「つくりの回生」

2009年の夏、岩手県の山の中で皆川さんと偶然出会った。彼の書籍を読んでいたので、「100年続ける会社」についての考えを、ほぼ初対面なのに様々な角度から質問したことを覚えている。返ってくる言葉は、予想と正反対の答えばかり。その幅の広さと奥の深さに感心した。

2010年12月、第一回目の展覧会前、ここから続く展覧会にタイトルを付けようという事になり、minä perhonenと百草に通底する言葉を探した。『デザインがプロセスを含めて自分たちらしい事である様に「回」という文字はそのキーワードとなる。私達は想像の着地点を目指してものを作り、新たな視点による形を探す。このプロセスには「余」を生む宿命があり、その「余」を新たな生命に変えていくもうひとつのプロセスが必要となる。それが二重のプロセス「回」となる。その事が「つくる」に関わる人と時と物の持つエネルギーをデザインという領域で生かす道だと思っている。』

皆川 明 | ミナ ペルホネン デザイナー

1995年に「minä perhonen」の前身である「minä」を設立。 ハンドドローイングを主とする手作業の図案によるテキスタイルデザインを中心に、衣服をはじめ、家具や器、店舗や宿の空間ディレクションなど、日常に寄り添うデザイン活動を行っている。デンマークのKvadrat、スウェーデンのKLIPPANなどのテキスタイルブランドへのデザイン提供、新聞・雑誌の挿画なども手掛ける。

minä perhonen(ミナ ペルホネン)

デザイナーの皆川 明により1995年に設立。オリジナルの図案によるテキスタイルを軸に、ファッション、家具、インテリア、空間デザインなど領域に捉われない活動を行っている。自然の情景や社会への眼差しからデザインを進め、日本各地の生地産地との連携により生み出されるテキスタイルを特徴とし、国内外の様々なメーカーやデザイナーとのコラボレーションやデザイン提供も行う。2025年にブランド設立30周年を迎えた。11月22日より、東京・世田谷美術館で「つぐ minä perhonen」が開催される。 
Instagram: @mina_perhonen.jp
Website: mina-perhonen.jp

出品内容

*minä perhonen
[bag, interior, life]
omoteura totebag (限定販売) / orava / konomekaman / kotori / coppe bag
piece, cookie / thank you very badge / ハギレセット、バッグほか
[fashion]
コート / ドレス / ブラウス / スカート / パンツ / ニット
カットソー / デニム / 靴下ほか
“slow dance” ワンピース・トップスなど、百草先行販売の洋服

*minä perhonen × momogusa
2010年12月より始まった「つくりの回生」の、二つの柱
●陶
皆川 明さんによる、千種類以上展開する安藤の食器への絵付けから始まり、皆川さん制作の彫刻作品、また皆川さん命名の「a little B / let it B」は安藤作品の特徴である歪み多めの器への絵付けシリーズ。minä perhonenの裏表異なるテキスタイルの「ちょっとマット」を敷いて用い、更に愉しみを拡げてしまおうという皆川さんならではのアイデアと命名はさすが。
○今回の出品
皆川 明さんのアートピース、そしてminä perhonenの文様や皆川さんの絵付けをもとにした金彩上絵『蝶と花の上絵金彩シリーズ』も新たに多様な型と釉薬の展開をお楽しみに。
今回は皆川さんからバトンを受け継いだ田中景子さんの器も登場します。
●百草サロン
minä perhonen のテキスタイルを用いて制作する百草サロン。
一定の型/モジュールで展開する、サイズレス・エイジレス・ジェンダーレスの、一生に寄り添う衣服(スカート)であり多様布。詩と物語のあるminä perhonenのテキスタイルと出会い、百草サロンの「布を身に着ける原初的な用と体験」が「特別なもの」となりました。全身の中で洋服や靴下との自在なコーディネートや重ね着、造形そのものを着る人の個性と想像力/創造力に託される百草サロンだからこそ、限りない可能性と魅力が生まれます。
○今回の「minä perhonen*momogusa sarong」
サロン全体に一幅(いっぷく)の絵画を纏うパネルのサロン。百草サロンでは新柄の大胆な“swing”。前回よりスタート、新色展開も加わった人気の“one day”。また新しいスタンダードサロンに、デニムでお馴染みのスレキ生地を用いる“mermaid”は、鱗模様に全面に入った刺繍が刺し子のように強度となり、質実剛健な衣道具でニュートラルな価値観の百草サロンに相応しい。
ほか、多様なインテリアファブリックからのサロンをお楽しみに。

「チカクのトーク」

2016年「つくりの回生Ⅴ」より始まった「チカクのトーク」。
春に続き今回もOYAさんのお料理とドリンクで昼と夜の2回開催いたします。
昼はアフタヌーンティー、夜はお食事とともに、お楽しみください。

日時 10/18(土)昼の部: 13:00–14:30、夜の部: 18:00–19:30
場所 ギャルリ百草

料金 昼の部: 7,700円(税込・food&1drink付)
   夜の部: 11,000円(税込・food&1drink付)
定員 各回20名

ご予約について

9/27(土) 10:00より百草オンラインショップにてチケット販売開始
※下記注意事項を必ず全てご確認ください

OYA

『Teryori Oya』として和食を中心としたごはん屋を11年間営む。2024年末で多治見市住吉町での営業に区切りを付け、2025年、百草で 『OYA』 として新たにオープン。 月ごとに変わるランチやカフェメニューを楽しめる。
Instagram: @teryori_oya

注意事項

・たくさんのお客様にご参加いただけますよう、ご予約はお1人様1回のみ、昼か夜のどちらかをお選びいただきますようお願いいたします。
・チケットご購入後のキャンセルは承ることができません。ご返金はできかねますので、ご了承くださいませ。
・大変申し訳ございませんが、未就学のお子様のご入場はご遠慮願います。 また、小学生以上のお子様が参加される場合は、お一人としてカウントさせていただきますので、人数分のチケットをご購入くださいませ。
・米や小麦、大豆、乳、卵など主要食材のアレルギーには対応できかねます。ご了承ください。その他アレルギーのある食材がございましたら備考欄にご記入ください。
・皆川さんや安藤へのご質問等ございましたら、購入画面の備考欄にご記入をお願いいたします。

ワークショップ「わたしだけの2色の重ねサロン*をつくろう」

今回のワークショップでは、異なる色を継いだ「2色の重ねサロン」に、minä perhonenのハギレでパッチワークを施し、自分だけのオリジナル重ねサロンをお作りいただきます。
パッチワークを施した「重ねサロン」は、お持ちのサロンやスカート・パンツの上に重ねていただくだけでなく、スヌードやケープのように首や肩に、またエプロンや掛け布、風呂敷やバッグとしてもお楽しみいただけます。
皆川 明さんのユニークな発想に触れられる貴重な機会です。
どうぞお見逃しなく。

*2色の重ねサロン
百草オリジナルの筒状のスカート「百草サロン」。
中でも、肌触りが良く多様に用いることができる「重ねサロン」は、知多木綿の太番手ガーゼ小幅地を横に二段縫い継ぎ、筒状に縫製してあります。

日時  10/19(日)10:30–13:00(10:00 受付開始)
場所  ヤマカまなびパーク 多治見市学習館501
定員  50名
参加費 ¥16,500(税込) mimosaさんのお菓子付き
対象  中学生以上
持ち物 基本的な裁縫道具一式(※必須:縫い針、まち針、刺繍糸、糸切りバサミ、布切りバサミ)

講師  minä perhonen 皆川 明
説明  百草 安藤明子

ご予約について

9/26(金)20:00より百草オンラインショップにてチケット販売開始

まなびパーク アクセス

〒507-0034 多治見市豊岡町1-55
〇電車でお越しの場合
JR多治見駅改札南口から徒歩5分
〇お車でお越しの場合
多治見I.C.すぐの信号を直進し、7つめの信号を左折後、3つめの信号の左斜め前

注意事項

・まなびパーク駐車場は台数が少ないため、満車の場合は市営豊岡駐車場をご利用ください。
詳細はこちらのページでご確認ください。 多治見市学習館 施設のご紹介・料金
・敷地内及び駐車場内での事故、盗難等のトラブルにつきましては、一切責任を負いかねます。
・当日の問い合わせ先:ギャルリ百草  0572-21-3368
※まなびパークへのお問い合わせはご遠慮ください

入場の事前予約について

混雑が予想されますので、10/10(金)、10/11(土)、10/12(日)の11:00–14:00は予約制とさせていただきます。
①11:00–
②12:00–
③13:00–

・上記3日間の14:00以降、それ以外のお日にちはご予約なしでご覧いただけますが、状況によってはお待ちいただくこともございます。ご了承ください。
・ご予約の重複を防ぐため、同行者としてお名前を記入された方はご応募をお控えください。
・中学生未満のお子様はご予約なしで同伴していただけます。

来廊のご予約はこちらの予約サイトにてお願いいたします。

ご予約開始日 9/28(日) AM10:00より

カフェ

OYA

軽食・デザート・ドリンク
期間中営業 11:00–18:00 (L.O. 17:15)
※14, 17, 18, 21, 22日はお休み

10/17(金) 出張カフェ 洋菓子ルポ

珈琲、生搾りジュース、焼菓子、ケーキ

10/21(火)出張カフェ 煤と棲む

手廻し焙煎珈琲とホットドッグ

〒507-0013 岐阜県多治見市東栄町2-8-16
多治見ICより車で10分
JR多治見駅より東鉄バス13分「高田口」下車1km
tel. & fax. 0572 21 3368
google maps

お願い

- minä perhonenデザイナーの皆川明さんは在廊期間中、たくさんのお客様とコミュニケーションを取るために在廊してくださいます。皆様が気持ち良く展示をお楽しみいただけるよう、サインのお願いはお断りさせていただきます。恐れ入りますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
- ギャラリー内では展示の都合上、お手荷物をお預かりしています。保管場の混乱を防ぐためにも、小さくまとめたお手荷物でお越しいただきますようご協力をお願いいたします。
- 近隣は住宅地です。町内は高齢の方々も多いため、20km/h制限にて通行をお願いいたします。

スケジュール

11.7 (金)–11.24(月) 3人の明子展 日野明子(スタジオ木瓜) / 長尾明子(minokamo) / 安藤明子(百草)
12.6(土)–12.21(日) 真木千秋展