
eavam book 01 chiangmaiより(写真: 在本彌生)
one room exhibition
“eavam”
2025.5.10 sat–5.25 sun
11:00–18:00
休廊日 5.13 tue, 14 wed, 20 tue, 21 wed
百草1階 白部屋
在廊日:
5.10 sat 大橋二郎
5.17 sat 花岡安佐枝 大橋二郎
「お話とお茶の会」 (eavam主宰 花岡安佐枝/大橋二郎)
5.17 sat 14:00–15:30
土間にて・ご参加無料(予約優先)
詳細はこちら

大津袋からインスピレーションを得て作られた美しい仕覆に包まれた香り高いeavamのバーム。磁器の蓋ものに、スパチュラはレインツリーの葉を模ったかたち。スパチュラ置きまで小さな凛花の磁器。
「eavamな生き方」
eavamと初めて出会った時、まず佇まいの美しさに惹かれ、〈心・感性が形に表れている〉製品だと思いました。そして知るほどに、さらにその美しさとお仕事の誠実さに驚かされました。製品まわりのどの一端からも感じ、裏切られることがありませんでした。何故かと言うと、それは、選ぶ原料、製法、容器や包材に至るまで、全てに明らかな理由や裏付けがあり、ただそれに従っているに過ぎず、間違えることがないのです。
同時にその奇跡は、今という時間軸の中で可能な限り誠意を尽くした結果であることがわかります。「昔ならばあったが今は無理」と一見諦めそうなことを、わずかな可能性を辿り実際に実現する事によって持続を促す・・・好転のきっかけになっているのです。そんな生き方が、悲観的になりがちな今の世の中を変えて行けるのではないでしょうか。
このたび、その稀有な製品たちを百草にてご紹介させていただくこととなり、2週目には、チェンマイからeavam主宰の花岡さんと大橋さんがお越しになり、直々に製品づくりやその背景などを映像とともに百草の場でお伝えくださり、その折りには初お目見えの北タイ産の貴重なお茶を味わっていただきます。
eavamと百草との交流を、楽しみにお越しいただきたいと思います。
百草 安藤明子
eavam(主宰 花岡安佐枝/大橋二郎)
Profile
北タイの古都チェンマイの工房にて、世界各地の誠実な生産者の作る、安全で上質な原材料のみを使い、スキンケア製品を起点に、日用の品々を開発、デザイン、製造しています。
モロッコ原産のクレイ「ガスール」やアルガンオイル、トルコ、アダテぺ村のオリーブオイル、チェンマイの養蜂家が作るミツロウ等を使い、バームや石鹸、クレイを、地元の女性たちと共に丹精して作ります。
布や手漉き紙、竹、陶器を用いた持続的かつ循環的、そして合理的なパッケージや、ひと針ひと針、総手刺繍で仕上げるバッグなど、その工芸の美しさも特徴です。
この度、茶樹の原産地である北タイで作る極上のお茶、eavamの烏龍茶と普洱茶もお披露目いたします。
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Message
ギャルリ百草は尊敬する場所、憧れの場所でした。
まだ私たちがeavamを構想するもっと前。日本でも美術や工芸といった概念は、まだまだ一体化せず別物で、民藝は教科書のなかのもの。一部の好事家の方々の時代。
着る、食べる、住まうという、生活のなかに美を見出す百草さんの、その視点と実践に憧れました。
図らずも私たちがeavamを立ち上げて、ひとつひとつ製品を作って行くなかで、自然とその品物が纏う手触りは、まさに生活のなかの美しきもの、日用の美でした。
身体の外、肌から心地よさが染み渡るeavamのスキンケアライン。そして身体の内から味わうeavamの茶、心地よく嬉しきもの。そんな身も心も喜ぶ良きものたちを、百草にお持ちいたします。
出展内容
スキンケア:
ガスール※、バーム、コールドプロセス石鹸、お試しセットの「kamakura」、竹編みポーチに納めたトラベルセット「krungthep」。
ごく少量ですが、ジャスミンの花の香りを移した特別なバーム、今年のジャスミンバームもいくつかお持ちします。
※ガスールのお試しコーナーもございます
お茶:
この度お披露目するeavamのお茶「doiwawee」シリーズ。
約70年前、政情不安で台湾より逃れてきた茶師たちが、北タイの山の中で樹齢数百年の茶の古樹に出会います。そうして始まった北タイの茶づくりと、その茶師たちとの出会いで生まれた極上のお茶です。
烏龍茶が2つ。eavamのお茶が生まれる原点ともなった「doiwawee oolong hong(紅)」、まさに青茶という、さながらグリーンティのような烏龍「doiwawee
oolong liu(柳)」。そして古樹の若葉から作る貴重な普洱の生茶「doiwawee puerh chun(春)」の3種です。
刺繍バッグ:
石鹸やバームを作るその同じ手で、スタッフたちはジャスミンの畑の世話をして、竹を編みポーチを作り、そして布に糸を刺し、刺繍のバッグを作ります。
そんな私たちの手仕事の成果を、目で見て手で触って感じていただけるeavamの刺繍バッグ「yeb」シリーズをお持ちします。

ジャスミンの花々の香りをうつす。

eavamスタッフさんによる刺繍のバッグ。一針一針に花への思いが感じられる、ジャスミンが香ってくるような美しさ。
お話とお茶の会
日時: 5月17日(土)14:00–15:30
チェンマイより主宰の花岡安佐枝、大橋二郎の両名が来日、百草に伺います。 eavamが北タイの茶師の村で出会った極上のお茶、烏龍と普洱をいただきながら、チェンマイの地元の女性たちと作る品々、私たちの考えるスキンケアのことをお話しします。そのモノづくりの考え方から、ブランドが大切にするもの、デザイン、そしてフィロソフィーをお伝えできたらと思います。
ご参加は無料。席数の確保のため、事前のご予約をお願い致します。
(当日参加も可能ですが、ご予約の方が優先となりますので、混雑状況によってはお近くでお聞き頂けない場合もございます。)
ご予約方法
・店頭にてお申し込みください。
・メールにてお申込みの場合
件名『eavamお話会申し込み』として、momogusa@momogusa.jpまで、お名前、お電話番号、ご参加人数を記載の上お申し込みください。