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石原稔久
1973年
福岡県生まれ
1996年
武蔵野美術大学彫刻科卒業。
大 学 在 学 中 は 鉄 、プ ラ ス チ ッ ク 、木 な ど を 使 っ て 課 題 制 作 を し て い た 。特 に 木 を 彫 る 工 程 は 後 の 半 乾 きの 粘 土を 彫 って 成 形 する 現 在 の 作 陶 スタイル の 基 礎 とな って いく。
1998年 茨城県笠間窯業指導所卒
指導所で初めて器というものに出会いのめりこむ。
コンセプト重視の現代美術に対して、形そのものへ肉薄する工芸に惹かれる。
2000年 福岡県宮若市に築窯。笠間時代に勉強した薪での焼成に魅了され穴窯を2ヶ月かけ1人で築 く 。
作 っ た 窯 は や や 備 前 的 な 形 状 を し て い る 。
以後の10年間は売り込みやクラフトフェアの参加、友人の紹介などで少しづつ仕事を得ていく。
2011年 焼き物絵本の制作。
この頃から人形を本格的に作り始め、物語とセットにした表現をスタートさせる。
2014年 フランスにて個展
海 外 で の 展 覧 会 が 少 し づ つ 始 ま り 、器 と 人 形 を 含 め た オ ブ ジ ェ の バ ラ ン ス が 変 わ り は じ め る 。 展 覧 会 に 占 め る オ ブ ジ ェ の 割 合 が 増 え 、以 後 展 覧 会 を 器 だ け で 開 催 す る こ と は 、ほ と ん ど な くなりテーマ性のある個展活動となる。
2016年 中国、北京にて個展 中国での展覧会活動は北京の鈴木商店さんから。彼らの姿勢に惹かれ以後毎年個展を開催。 親 友としても交流するようになる。
2020年 感 染 症 の ひ ろ が り に よ り 家 で の 時 間 が 増 え や れ る こ と も 増 え た 。こ の 年 東 京 、 森 岡 書 店 で の 「 表 紙 絵 本 展 」。吉 祥 寺 p o o o l で の「 U T S U R O 」偽 雑 誌 創 刊 。
熊 本 e c r u で の「 ポ ス タ ー 展 」と 紙 媒 体 三 部 作 を 開 催 。
2021年 こ の 年 く ら い か ら 物 理 学 に 魅 了 されながら「 創 造 と は 何 か ? 」「 芸 術 と は 何 か ? 」 と 考 え 始 め 、 対 談 や ト ー ク ラ イ ブ を 開 催 。言 語 化 の 限 界 を 感 じ つ つ も あ き ら め き れ な い で い る 。
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