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百草冬百種展2023

ももぐさふゆのももくさ*てん
*百種(ももくさ)…さまざま。種々。

2023.1.14 sat–1.29 sun
11:00–18:00

休廊日 1.16 mon, 17 tue, 25 wed, 26 thu
作家在廊 1.14 sat
YARN 下山陽子さんのお話
「ニュージーランドから〜YARNのものづくり」

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます

1F 山口和宏 テーブルプレート、木皿ほか
高橋禎彦 サケカップ、ワイングラスほか
安藤雅信 イタリアボウル、丸碗、オランダ花形皿、ストレーナーほか
明子お勧めのベーシックセレクトと道具的なもの
KIMURA` 靴下全シリーズ superior pima cotton リブハイソックス新色
コラボハイソックス新色
“coordinate” mon Sakata / eleven2nd / ANTIPAST / 百草サロンほか
2F YARN メリノウールのインナーウェア(women’s)、カットソー(women’s/men’s)
百草オリジナル 太番手ガーゼ他布製品、シェーカー写しタオル掛け、
百草座布団苧麻/タッサ生成new
カフェ Jingoro 焼菓子とコーヒー
Organic Vegan Sweets 小菓子、冬のコンフィチュール、レモンカード、シロップ、
瓶詰め製品など: ヴィーガンバター、サンドイッチスプレッド
(保冷バッグをご持参ください)
1.14satはOVS 田中あづささんが説明と販売にいらしてくださいます

1F

山口和宏

テーブルプレート、木皿ほか

高橋禎彦

サケカップ、ワイングラスほか

安藤雅信

イタリアボウル、丸碗、オランダ花形皿、ストレーナーほか
明子お勧めのベーシックセレクトと道具的なもの

KIMURA`

靴下全シリーズ superior pima cotton リブハイソックス新色、コラボハイソックス新色

“coordinate”

mon Sakata / eleven2nd / ANTIPAST / 百草サロンほか

2F

YARN

メリノウールのインナーウェア(women’s)、カットソー(women’s/men’s)

百草オリジナル

太番手ガーゼ他布製品、シェーカー写しタオル掛け、百草座布団苧麻/タッサ生成new

カフェ

Jingoro

焼菓子とコーヒー

Organic Vegan Sweets

小菓子、冬のコンフィチュール、レモンカード、シロップ、瓶詰め製品など: ヴィーガンバター、サンドイッチスプレッド(保冷バッグをご持参ください)
1.14satはOVS 田中あづささんが説明と販売にいらしてくださいます

山口和宏さんのテーブルプレートからはじまって

とあるレストランのオーナーシェフより、山口和宏さんの作品でコース料理用のテーブルプレート*をご依頼頂き、度々のやり取りを重ね制作して頂きました。

出来上がったテーブルプレートは、機能を果たす無駄のない造形で、素材が最大限生かされた、無作為のノミの跡が美しい、まさに山口さんらしい作品でした。
これを家庭で使用してみますと、とても良いのです。
テーブル上に置いて大皿の様にもなり、カッティングボードに、トレイに茶盤、床座でのミニテーブルと、用途は尽きず、この「テーブルプレート」という名称もぴったりです。
実は20年ほど前、山口さんにご相談し、繰り返し試作して頂いたことのある「カッティングボード皿**」。まさにこの用途にぴったりの、プレートとボードの境のない究極の形であることに使用してみて気づいたのでした。

今回の百草冬百種展では、山口さんのテーブルプレートからイメージし、食や暮らしの道具をご紹介します。

そして、その風景の続きでもある、また使い手の身体で言えば味覚や触覚の続きである、身に着ける足先までの展覧会をいたします。

コロナ禍、液晶画面からの出会いが増えた昨今ですが、ご覧になりお手にとって頂き実際の身体感覚から、作品・作り手・伝え手との対話を出会いのスタートとして頂けましたら幸いです。

安藤明子

*テーブルプレート
通常サービスプレート、プレースプレート、アンタープレート等と呼ばれる、コース料理が運ばれる受け皿として用いられるお皿。お客様にお料理が運ばれる位置を示すとともに、ショープレートとしてコースが運ばれるまでの時間にお客様の目を楽しませ歓迎する役割も。

**カッティングボード皿
食卓でパンやケーキ、チーズ、果物などを切り分けてそのままテーブル上でお皿のようにも使える木皿。俎板は平面だが、パン屑や果汁などもこぼれないように溝やリムを付けたり、うっすらと凹型になっている。食卓で使うナイフは、先の丸い木屋子ども包丁や古いデザートナイフを愛用しています。

山口和宏: Instagram / Homepage
Jingoro: Instagram / Homepage

本能が欲するコップ

高橋禎彦さんのガラスといえば…熟練の技術。力が抜けていて、ユーモアがあり、造形の美しさと多面の魅力が特徴。
今回ご紹介のコップやワイングラスは、重力に逆らわず「なるべくさわらないでつくる」ため、抵抗がなくつるんとした表面をつたって口に入り、飲み物そのものの美味しさが味わえ、形状によって香りが拡がります。造形の美しさと楽しさがあまりに魅力的で、毎回食卓で眺め手に取りたいという気持ちに駆られ、その上美味しくいただけるのでついつい出番が多くなります。
(百草では‘99年「李朝今昔」同時開催「生活のガラス」にて、’17年「器と料理」展にてご紹介させて頂いている。出会いは20代の頃、憧れの雲の上の方。惹かれた直感は間違いなかったと生活体験を重ねた今、思う。)

高橋禎彦: Instagram / HP

KIMURA` 10th anniversary

10周年を迎えたKIMURA`の全製品を一堂に並べます。
上質な素材、そしてシックで美しい色の靴下。加えて色名のネーミングセンスが素晴らしい。ぜひ色名を見て手にとって頂きたく、履く時に認識してほしい、と思う。
“履き心地が良い”とは、素材の肌触り、通気性、じんわりと沁み渡る暖かさ、丈夫さ、そして履いたときのぴったり加減と柔らかさの共存。ずり落ちることなく苦しくなく。やや長めのソックス丈、また素材・編み方の違いによっても丈を変えているのも良い。
KIMURA`のコットンシリーズの中でもあたらしい、極上の履き心地のsuperior pima cottonのリブハイソックス。今回デビューの新色「マリン」(写真左)と「ミルクティー」(写真中)もお楽しみに。

“momogusa×KIMURA`”
サロンを履いた時に膝下の肌が出ないようにと作っていただいている、膝裏まで覆い弛ませ気味にも履けるやや長めのハイソックス。この展覧会に合わせ「キャンディピンク」(写真右)と「ライム」の2色が新色で登場します。

KIMURA`: Instagram / HP

YARN 下山陽子さんのお話
「ニュージーランドから〜YARNのものづくり」 (スライドトーク)

1.14 sat 14時より / 2階YARN展示室にて / 参加無料
ご予約受付開始 1.8 sun 10:00-
・ご予約優先
・当日参加可能(予約状況や当日の混雑状況によって参加できない場合があります。)

メリノウールのインナーウェアを中心とするブランド、”YARN”を主宰する下山陽子さんのお話を伺います。初めてYARNを身に着けた時の感動から、この製品を作るに至った動機や経緯、この奥にあるものを知りたいと思いました。ぜひニュージーランドの美しい画像を見ながらお話に耳を傾けませんか。

*トーク前後は下山陽子さんが商品説明を随時してくださいます。アイテムによりご試着も可能です。

YARN: Instagram / HP

YARNについての明子の長いメッセージ

まずYARNホームページトップのメッセージをご紹介します。

“Wear nature. Return to nature.”
YARNは、ニュージーランドの自然の恵み
メリノウールのインナーウェアを
日本のデザインと品質でご提供します。
素肌が気持ちよさを感じるように。
心が豊かさを感じるように。
まいにち身に着けるものだから、
自分本来の姿にかえることができるように。
そんな心地よさを目指しています。
自分を大切にすることが、
自然にいいこと、社会にいいことにつながるように。
そんなモノづくりを目指しています。
つくり手の顔が見える安心をお届けし
いつまでも大切に着ることができる、愛着を育む努力をします。
土に還るその時まで。
YARNはメリノウールを通じて、
心地よい未来を紡いでゆきます。

2011年、ニュージーランドに移住された下山陽子さんが、このような思いに至りYARNを始められたお話やどのようにそのシステムが成り立っているかなど、是非聴きたい、と思いました。
130年も前から女性参政権が導入され、先住民の議席もある国。羨ましい若く知的な女性首相。YARNの製品を通じて、自然との共生、子ども達に残せるより良い未来を生きていくヒントがあるのではないかと思います。

〈以下は私の私的なYARNとの出会い、やや具体的なお伝えしたいことです〉
YARNさんのメリノウール製品は、近年の「眼から鱗」的出会いNO.1かもしれない。
10代の頃からお慕いする先輩からアンダーパンツをプレゼントして頂き、まず私は誤解をしていて毛糸のパンツ的に重ねばきするものと思っていたら、直に履く下着として作られていたのだ。まず可愛く、人目に触れても恥ずかしくないデザインにすぐに惹かれた。下着と服の境界線のない理想のデザインだ。足のくりが低い位置にあるので履くと一部丈に近く、サロンや着物の後ろ姿にも響かない。深めに立ち上がっているウエストは上部が「わ」に二重になっていて嵩張らず高さ位置を調整できる。何よりパターンの工夫と素材の性質をうまく利用してウエストにゴムが入っていないことが素晴らしい。変に苦しかったり痕がついたり異素材が混ざることでデザインのまとまりが残念にならない。ゴムのように素材が劣化して緩んでくることもない。
特筆すべきは、とにかくその着用感だ。腰・お腹全体が包まれる優しさ・慈しみに抱かれるようなのだ。「大事にされている」実感があり、「そのままで良いよ」と言われているような気がするのだ。生命の源である子宮をメリノウールの優しい温かみで包み込んでくれるからだろうか。ニュージーランドでは赤ちゃんの産着にもメリノウールを用いられるという。
このアンダーパンツは、すべての女性に履いてもらいたいと希う。滲み入る暖かさで心穏やかに優しくなれる、一番身近な存在の自分の味方だ。

暖かいので夏暑いのではと思いきや、呼吸するメリノウールは汗ばみグシュグシュになることがないので実に快適で、体を冷やすことも無く、もはや一年中手放せなくなった。毎日手洗いをして二枚を履き続けているが、一向に薄くなったり破れる気配もない。コスパが良すぎる!と思う。すぐに乾くので出張旅行時も手洗いし手荷物が減らせる。

抗菌性が高く、汗の匂いがつきにくく、生乾き時の雑菌が繁殖しにくいのも快適に使い続けられ愛用できる大きな要素だ。男性にもお勧めだと思う。(インナーにもアウターにもなるショート・ロングスリーブTシャツや、オーバーサイズで重ね着も感じ良いラグランシャツなど、メンズラインも作られている。)

最後に陽子さんのプロフィールをご紹介します。
「ニュージーランドでの暮らしに根づく、自然に内包された暮らしの在り方、資源を活かし循環させること、時間は追われるものではなく、今を楽しむものであること。日本にはない価値観から多くのインスピレーションを受けています。
YARNは『長く、そして大切に着る』ことができます。想いと命が循環するモノづくりを原点にサステナビリティにこだわっています。 商品の生産者や環境を知ることができるトレーサビリティ*を取り入れ、着心地だけでない、こころの心地よさもお客さまへ届けることを信念としています。ニュージーランド産100%のメリノウールがもつ魅力と可能性を多くの人に届くことを願って。
世界で最も美しい国の一つニュージーランドから。

*「その製品がいつ、どこで、だれによって作られたのか」を明らかにすべく、原材料の調達から生産、そして消費または廃棄まで追跡可能な状態にすること

〒507-0013 岐阜県多治見市東栄町2-8-16
多治見ICより車で10分
JR多治見駅より東鉄バス13分「高田口」下車1km
tel. & fax. 0572 21 3368
google maps

ももぐさカフェ
Organic Vegan Sweetsのヴィーガンバター、サンドイッチスプレッドを用いたメニューと季節のジェラート、Jingoroのケーキをお楽しみ頂けます
11:00–18:00 (L.O 17:30) メニュー・席の予約不可

スケジュール
1.10 tue–1.13 fri 展示替えの為休廊
1.14 sat–1.29 sun 百草冬百種展
1.30 mon–2.3 fri 展示替えの為休廊
2.4 sat–2.19 sun 小島久弥展