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雨の日人形 / にしおゆき×下川原焼 阿保正志
土馬 / 飛鳥〜奈良時代(7〜8世紀)雨乞いなど、水に関わる祭祀に使われたもの。

22th 百草冬百種展

雑貨と古道具
倉敷意匠の40年とアチブランチの10年を振り返って

2022.1.22 sat. — 2.6 sun.

*初日14時まで事前予約制(1.16 sun. 10:00より予約開始)
初日14:00以降および別日は入場自由
初日の予約はこちら
出張Café gewaの予約はこちら

11:00—18:00
休廊日 | 1.25 tue., 2.2 wed.

(scene 1)↓
倉敷意匠のプロダクト
アチブランチ店主 田邉華玲 在廊日 1.22 sat., 1.23 sun.
Instagram

(scene 2)↓
作家とのしごと|冨沢恭子「襤褸とかばん」
柿渋染め作家 冨沢恭子 在廊日 1.22 sat.
Instagram

(scene 3)↓
古道具「神々とその周辺」
古美術店「画室」店主
タナベシンスケ 在廊日 1.22 sat.,1.23 sun.
Instagram

(scene 4)↓
出張 Café gewa|1.22 sat・1.23 sun ももぐさカフェにて
Café gewa 店長 西田彩香
Instagram
オオヤコーヒ 大宅稔・瀬戸更紗

◎ご挨拶

今年の年初めの展覧会、百草冬百種展では、「倉敷意匠計画室」創業40周年/「アチブランチ」 10周年を迎えたタナベシンスケさんのお仕事「雑貨と古道具」をご覧いただきます。
雑貨、製品に特化した「倉敷意匠計画室」、より強いタナベさんの個人的な思い入れやメッセージを伴う「倉敷意匠分室」。これまでに計画室11冊、分室13冊、その他10冊、計34冊もの紙製のカタログ(近年はwebカタログ)を作り、製品化とともに必ずご自身のメッセージと背景を伝えて来られました。一つ一つの製品には、それを作りたいと思ったタナベさんの動機があり、その憧憬の元になるのが、古道具であり職人仕事であり作家やアーティストのしごとなのです。
百草セレクトでご紹介する倉敷意匠の雑貨たちを、一部ではその背景とともにご覧いただき、雑貨たちが自分や誰かを喜ばせ、クスッと笑う平和なひとときをもたらしてくれることを願って。また選び使うことが、産地や職人仕事の継続になることもお伝えしたい大切な事です。
普段私共のオリジナル製品では素材色や白、地味色、装飾なし、という素っ気ないものですが、コロナ禍に明るい気持ちを届けたく、お年玉を握り締めてお店に向かった頃を思い出し、楽しんでいただきたいと思います。
そして作家・アーティスト分野から冨沢恭子さんのお仕事、タナベさんの古道具ワールド、と盛りだくさんの企画にご期待ください。

百草 安藤明子

(scene 1)
倉敷意匠のプロダクト

主な出品内容は、Instagram (@atiburanti) にてご覧いただけます。

萩原朋子 × Classiky
炭化花器「空映す町」・「伝言」

Ω社 × Classiky
木玩「極楽」

点と線模様製作所 × Classiky
刺繍ピンクッション「リス」

トラネコボンボン × Classiky
犬の楕円皿

Classiky
栗のソーイングボックス

BAILER × Classiky
ショルダーバッグ 7L 赤ライン

原田和明 × Classiky
オートマタ「NUDE」

ナンシー関 × Classiky
女子学生手帳

(scene 2)
作家とのしごと|冨沢恭子「襤褸とかばん」

「襤褸とかばん」

ここに“たどり着いた”その布には、時間と祈りがぎゅっと詰まっている。
圧倒的な存在感に反して手にとるとやわらかく、じっと見ているとなんてやさしい布仕事だろうと感じます。
今回襤褸と並ぶかばんを作るとき、手にした時のこの感覚と温もりを引き継ぐようなものにしたいと思っていました。
そこであえて色味や世界観ではなく、その時代の人々の身を守ってきた衣服の「つくり」に目を向けてみました。紙工作のように組みたてられた型を見ながら手を動かしていたら、不思議なリズムを持った布のふくろができました。
それに持ち手を縫いつけただけのようなささやかなかばんを作ります。
旅をしながら集めてきた手織りの布で仕立てる1点もののかばんたち。使い込んでいったその先に、襤褸に宿ったやさしさのようなものを感じてもらえたらうれしいです。

冨沢恭子
(柿渋染め作家/sunui)

(scene 3)
古道具「神々とその周辺」

主な出品内容は、Instagram (@shinsuke.tanabe) にてご覧いただけます。

木彫男神像 平安時代

リモージュ 鍍金七宝キリスト磔刑像
13世紀フランス

板絵イコン「聖母マリア」
18世紀ロシア正教

モバ族 木彫像 トーゴ 20世紀初頭

古代エジプト 神官頭部残欠
br紀元前1000〜500年頃

厨子 江戸〜明治時代

クメール 石彫女神像
10〜11世紀 アンコール王朝期

漢 加彩 女子傭 中国 漢時代

日本の神道美術、中世・近世のキリスト教美術、古代エジプトの副葬品、精霊と共に生きた20世紀アフリカの土俗的信仰の造形、そして縄文時代の遺物など、約170点を展示販売いたします。

タナベ シンスケ 略歴

1961年 岡山県倉敷市生まれ。
1981年 シルクスクリーン印刷工房として創業。
1987年 有限会社倉敷意匠計画室設立。
2001年 倉敷意匠計画室の別ブランド「倉敷意匠分室」を始める。
2006年 倉敷意匠分室カタログ「職人仕事の日本」を発刊。
2012年 直営店「倉敷意匠アチブランチ」をオープン。(2021年にて直営業務を終了し、2022年2月より第2期「アチブランチ」として独立開業。)
2021年 有限会社倉敷意匠計画室 代表取締役を辞任。(以降は、企画部門にのみ従事。)
2022年 古美術店「画室」をオープン予定。

特別出陳
晴れても「雨の日みくじ」

せっかくの倉敷なのに雨降りでがっかりの旅行者に、雨だからこそのお楽しみが何かないかと始まったアチブランチ名物「雨の日みくじ」。
百草さんでの展示会期中は特別に、晴れても「雨の日みくじ」を解禁いたします。
「おるがん社」にしおゆきさんの雨の日人形がもれなく当たりますのでお楽しみに。にしおゆきさんのくだらなくもありがたきお言葉入り。

(scene 4)
出張 Café gewa
1.22 sat・1.23 sun
ももぐさカフェにて

Café gewaといえば、モーニング。
そこでギャラリーが始まる1時間前、ブランチのようなモーニングを召し上がってから、お腹を満たしてゆっくりと展示をご覧いただけたらと。
また小腹が空いた頃に、コーヒーのための一皿と共にドリップコーヒーを。

○モーニング、そしてランチのコースをご予約制で。
○前後の時間帯は、オオヤさんによるネルドリップコーヒーを供するスペシャルなコーヒータイムとなります。
※珈琲豆、道具の販売もございます。

◎Café gewaにつきまして

「倉敷意匠アチブランチ」を、昭和9年建築の木造3階建ての洋館「林源十郎商店」の1階スペースにオープンされることになった当時のこと、建物の一角にスタンドカフェをと、タナベさんからの熱い誘いにオオヤコーヒの大宅さんがオープンされた「Café gewa(カフェ ゲバ)」。
船上のような基地のような厨房を囲んで好きなところでいただくカウンターからの大好きな景色。店長さんスタッフさんの働く姿に厨房道具や食器類。芳しい香りを漂わせ出来上がってくる、どれも美味しいトーストやワインにも合う一皿、毎食いただきたいくらいのカレーなど、オオヤコーヒのおいしさを無限大に楽しませてくれる大好きなお店。
今回、ももぐさカフェにて初日と二日目の土日に出張Café gewaの夢が叶うことになりました。

◎出張Café gewa メニュー

・モーニング(予約制)10:00—11:00
モーニングセット 1,980円(税込)
A グラタントースト 
B ダブルジャムトースト 
どちらもスープ、ヨーグルト、ドリンク付(お茶・コーヒーは飲み放題)

・ランチ(予約制)12:30—14:00
A.あいがけカレーセット 2,200円(税込)
イギリス風インドカレーと牛スネ肉の赤ワイン煮込みのあいがけ、ドリンク付き
B.トーストセット 1,375円(税込)
牛窓産マッシュルームトースト スープ、ドリンク付き

・コーヒータイム(予約不要) 11:00—12:30、14:00—18:00(17:30オーダーストップ)
貴重なオールドコーヒーをネルドリップで。
他軽食もございます。

出張Café gewaのご予約について

【ご予約方法】

ご予約開始日|2022/1/15(土)AM 10:00より
※ご予約の際はmomogusa@momogusa.jpからの受信ができますよう設定をお願いいたします。
1. 件名は必ず「カフェゲバ予約希望」としてください。
2. 本文に以下をご明記ください。
- ご氏名(3名までのご応募が可能です 全員分のご氏名をお願いします)
- 携帯電話番号(複数名でご応募の場合には全員分)
- メールアドレス
- 郵便番号・ご住所 
- ご希望の予約日時(第二希望まで)
- ご希望のセット
以上をご確認の上、momogusa@momogusa.jpまでメールにてご応募ください。
両日ともにランチは終了いたしました
3. 当落を数日中にメールにてお知らせいたします。(迷惑メール設定の解除をお願いします)
4. その後、お客様からの確認メールをいただいた時点でご予約が完了となります。

*注意事項
・先着順で承ります。第2希望以外の日時になる場合もございます。
・受付はご予約上限人数に達した時点で締め切りとさせていただきます。
・ご予約の重複を防ぐため、同行者としてお名前を記入された方はご応募をお控えください。
・記入情報に不足や誤りが見受けられる場合や、開始時間より前のご応募につきましては無効とさせていただきます。
・キャンセルの場合には4日前までにご連絡ください。
3日前よりキャンセル料が発生いたします。
3日前→半額返金/2日前〜当日→全額ご負担
・代理の方を立てられる場合にはキャンセル料を見合わせますのでご相談ください。
咳や発熱・倦怠感のある場合は無理をしてお越しいただかずご一報いただけますと幸いです。

*お願い
・14:00以前に (scene 2) 冨沢恭子「襤褸とカバン」、(scene 3) 古道具「神々とその周辺」をご覧いただく場合は別途事前入場予約が必要です。

出張cafegewaの感染予防対策について

カフェ内での不織布マスク着用をお願い致します。

初日1/22(土)の予約制について

(scene 2) 冨沢恭子「襤褸とカバン」、(scene 3) 古道具「神々とその周辺」展示室は混雑が予想されますので 初日のみ14時までのご入場はご予約制となります。
①11:00– ②12:00– ③13:00–
14:00以降はご予約なしでご覧いただけます。(状況によりましてはお待たせすることもございます)
・(scene 1)倉敷意匠のプロダクト・2F常設展示室はご予約なしでもご入場が可能です。
・ご予約の重複を防ぐため、同行者としてお名前を記入された方はご応募をお控えください。
・入替制ではございませんので、お一組さま一枠のご予約をお願いいたします。

ご予約はこちらからお願いいたします。
ご予約開始日: 1/16(日)AM 10:00より

〒507-0013 岐阜県多治見市東栄町2-8-16
多治見ICより車で10分
JR多治見駅より東鉄バス13分「高田口」下車1km
tel. & fax. 0572 21 3368
google maps

ももぐさカフェ

1.24mon〜2.6sun(1.25tue 2.2wedは休日)
軽食とお飲物をご用意いたします。
会期中のコーヒー・カフェオーレは、cafe gewa「エスプレッソからドリップまでブレンド」をハンドドリップで供します。豆の販売もございます。
11:00-18:00(L.O 17:30)メニュー・席の予約不可

スケジュール

2.7 mon– 2.9 wed 展示替えのため休廊
2.10 thu– 2.21 mon 常設展示
2.22 tue– 2.25 fri 展示替えのため休廊
2.26 sat– 3.13 sun 暮らしの造形XI 辻和美 ナカオタカシ