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内田鋼一展

2021.5.15 sat–5.30 sun
11:00–18:00

5.18 tue, 5.26 wed休廊 / 作家在廊日: 5.15 sat

初日のみ予約制(詳細は下部をご覧ください)

内田鋼一

抹茶茶碗/瓶子など


1969 愛知県名古屋市生まれ
1990 愛知県立瀬戸窯業高等学校陶芸専攻科修了
1992 三重県四日市市に工房を構え、制作拠点を置き、個展を中心に活動を始める
2012 滋賀県朽木に穴窯を築窯
2015 三重県四日市市に萬古焼をテーマとする私設美術館「BANKO ARCHIVE DESIGN MUSEUM」を開館
現在、三重県四日市市にて制作

主な個展・企画展
1999 「東海の陶芸」(名古屋国際会議場、愛知)
2000 「うつわをみる 暮らしに息づく工芸」(東京国立近代美術館工芸館)
2003 「UCHIDA KOUICHI」(パラミタミュージアム、三重)
2004 「静謐なかたち UCHIDA KOUICHI WORKS 2003-2004」(リバーリトリート雅樂倶 4TH ミュージアム、富山)
2006 「陶芸の現在、そして未来へ CARAMIC NOW+」兵庫陶芸美術館)
2008 「新進陶芸家による『東海現代陶芸の今』」(愛知県陶磁美術館)
「ART IN MINO ’08 土から生える」(市之倉窯場跡、大川採土場他、岐阜)
2010 「第3回智美術館大賞展 現代の茶―造形の自由」(菊池寛実記念智美術館、東京)
「茶事をめぐって―現代工芸の視点」(東京国立近代美術館工芸館)
2011 「MADE IN JAPAN 内田鋼一 COLLECTION」(MUSEUM as it is 、千葉)
「白磁・青磁の美 ―伝統と創造」特別展示
「内田鋼一 茶の空間」(樂翠亭美術館、富山)
「井上有一・内田鋼一」(箱根菜の花展示室、神奈川)
「作る力 CREATORS FOR EVERY DAY LIFE」(金沢21世紀美術館、石川)
2012 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012」(新潟)
「交差する視点とかたち」(札幌芸術の森美術館、北海道立釧路芸術館)
2013 「内田鋼一展 ―うつわからの風景」(パラミタミュージアム、三重)
2015 「内田鋼一展 ―手と眼」(樂翠亭美術館、富山)
2017 「沼波弄山生誕三百年 BANKO 300TH」 総合プロデューサーに就任
2018 沼波弄山翁 生誕三百年 企画展
「萬古焼の粋―陶祖 沼波弄山から現在、未来に繋がる萬古焼」(ばんこの里会館、三重)を企画、監修
2019 「内田鋼一展―時代をデザインする」(兵庫陶芸美術館)
「平成30年度日本陶磁協会賞」受賞
2020 三重県の菰野町にある「湯の山 素粋居」の設計デザイン、アートワークの監修及び総合プロデューサーに就任
2021 「 近代工芸と茶の湯のうつわ -四季のしつらい-」(国立工芸館、金沢)
国内外で、個展、グループ展、企画プロデュース等、多数

向かう先

安藤雅信

百草での内田鋼一展を大体3年に一度のペースで催しているが、前々回の2015年の展示の時、彼は陶芸家だった。前回の2018年にはバンコアーカイブデザインミュージアムを創設して館長兼企画者の名が加わった。そして、2021年になるとプロデューサー業にも足を踏み入れていて、本格的な商業施設の企画も手がけ始めている。どれかがお留守になるのかと思えば、どれもしっかりこなし、手を抜いていない。欲張って仕事を広げているのではなく、これまで関心を持ってきたものが繋がり、活かす場が出現しているような感じだ。それは普通の人が見過ごしてしまうような物への愛情が、どの仕事にも通底していることから分かる。どれが本業か分からないけど、今展ではもちろん、作り手としての内田鋼一を紹介する。

バンコミュージアムの展覧会を観ていると、民藝のような重さはなく、軽やかで野暮ったさのない道具が多く選ばれている。その傾向から見れば、作り手としても生活工芸的な存在になると思うのだが、へそ曲がりの彼は「生活工芸の作家じゃないんだけどね」と答える。かといって技巧を凝らす工芸の方に向いているわけでもない。縄文時代から用途はともかく、焼物はずっと道具であり、その範疇であるさりげなさに惹かれているのだろう。 「貧道の嗜まざる所三あり。曰く詩人の詩。書家の書。庖人の餞これなり」という良寛が嫌ったという三つは、権威やおごり高ぶった専門家の仕事に向けた言葉であろう。上から見下ろすようなことをしない内田君には文人的な斜に構えた血が流れている。だから一カ所にとどまらず、今日もの赴くままに動いている。「どこに向かっているの」と彼に尋ねても、「俺?どこにも行ってないよ。前からここだよ」と言うだろうな。

※初日(5.15)のみ予約制

11:00–/12:00–/13:00–
混雑が予想されますので初日のみ14時までのご来廊はご予約制となります。

・ご予約が多い場合には先着順で承ります。
・受付はご予約上限人数に達した時点で締め切りとさせていただきます。
・1通につき2名様までのご応募が可能です。
・14:00以降はご予約なしでご覧いただくことができます。
(状況により変更の可能性もございます。その場合は速やかにSNSでお知らせいたします)
・常設展・カフェはご予約なしでもご利用が可能です。

*応募方法
ご予約方法:メール受付のみ・先着順
ご予約開始日:5.8(土)AM 10:00より
※ご予約の際はmomogusa@momogusa.jpからの受信ができますよう設定をお願いいたします。

1. 件名には必ず「内田鋼一展 ご予約希望」としてください
2. 本文に以下をご明記ください。
・ご氏名(2名様でご応募の場合は2人分)
・携帯電話番号(2名様でご応募の場合は2人分)
・メールアドレス
・ご住所
・ご希望のご予約時間(第一希望と第二希望をお知らせください)
以上をご確認の上、momogusa@momogusa.jpまでメールにてご応募ください。
3. ご当選の方のみ、翌日までにメールにてお知らせいたします。(迷惑メール設定の解除をお願いします)
4. その後、お客様からの確認メールをいただいた時点でご予約が完了となります。

*注意事項
・ご予約の重複を防ぐため、同行者としてお名前を記入された方はご応募をお控えください。
・記入情報に不足や誤りが見受けられる場合や、開始時間より前のご応募につきましては無効とさせていただきます。
・購入には点数制限を設けさせていただく場合がございます。
・転売目的のご購入はご遠慮ください。
・前日や早朝からの待機はご遠慮ください。防犯上、営業時間外は敷地内駐車場を閉鎖いたします。

アーティストトーク
“教科書に載ってない焼き物史 6”素材からみた道具・BANKOの企画展
内田鋼一 × 安藤雅信

日時: 5.15 sat 15:00–16:30
場所: 百草にて
参加費: 無料

〒507-0013 岐阜県多治見市東栄町2-8-16
多治見ICより車で10分
JR多治見駅より東鉄バス13分「高田口」下車1km
tel. & fax. 0572 21 3368
google maps

ももぐさカフェ
5.15 sat, 5.16 sunはBANKO archive design museumカフェより2日間限定の出張カフェとなります。coffee kajitaさんのBANKOオリジナルブレンドコーヒーや、自家製フルーツソーダ、チーズケーキや焼き菓子などをご用意いたします。。5.17–5.30までのももぐさカフェのメニューは常設メニューの軽食と同じものになります。
11:00–18:00 (L.O 17:30) メニュー・席の予約不可

スケジュール
5.10 mon – 5.14 fri 展示替えのため休廊
5.15 sat – 5.30 sun 内田鋼一展 5.18 tue, 5.26 wed休廊
5.31 mon – 6.4 fri 展示替えのため休廊
6.5 sat – 6.13 sun one room exhibition “atelier scrumpcious” 休廊日未定
6.14 mon – 6.16 wed 展示替えのため休廊
6.17 thu – 7.5 mon 常設展示