■金森 正起 プロフィール
1975 鉄工所の家に生まれる
家もほとんどない山の中で、父の建てた家で生活する
犬や猫や鶏、銀色の猫柳の記憶
1981 小学生に上がる頃、名古屋市の外れに引っ越しする
絵の教室に行かしてもらうが絵を描いた記憶があまりない
ピアノを習いはじめる
近くに池がたくさんある環境で日の出とともに一人でも出掛けるほと釣りが大好きだった
ステンレススフーンを使ってルアーをつくる時、1ミリの穴開けに苦戦
折りたたみナイフの木の柄を刃物て削ったり、紙ヤスリで削ったりしていたら、たまたま汚い油か染み込んでしまった それを見て何かを感じハッとさせられた
いろいろと分解するのが好きだったが、直せずよく物を壊していた
1988 授業で作ったブリキのちりとり、真鍮の文鎮、キーホルダーを100点満点だと褒めて貰えたのがとても嬉しかった
古い車の載った雑誌か好きだった
近くの山の中に防空壕らしい洞窟を発見し、松明を持ってよく探検に行く
1993 スノーボードに夢中になり、おもしろい山かあると聞くと車中泊しながら廻る
大学卒業後、東北で生活
登山やバックカントリーをしたり、住みたい場所探しをはじめる
静かな雪山に入ると日本も外国もないのではないかと感じる
愛知、岐阜に現存していた野鍛冶を巡りはじめる
何かを作りたくて色々な作り手を訪ねているうちに鉄の仕事に出会う
2001 松岡信夫氏に弟子入りする 小さい畑で野菜を作ったり、山菜を食べて生活
アクセサリーを作って表参道の路上で販売してみる
2004 自分の作りたいものを見つける為に修行を辞める
田舎の暮らしに憧れていたので、岐阜県の森林組合で働きながら生活
少しずつ自分の仕事をはじめる
古物商の免許を取って業者市に行く
2006 名古屋市の外れに仕事場を持つ
建築金物や生活道具などを作りはじめる
金森の名から、お金が森のようになるのかなと少し期待していたが お金ではなく、金物が森のようになることだと気付く
2014 小学生の頃からあった近くの山の廃墟を手に入れる
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■冨永 淳 (「古い道具」店主)
京都で3人兄弟の末っ子として生まれる
えんぴつと紙があればおとなしく過ごす
小学生のとき晩ごはんの盛りつけはこうした ほうがいいとなまいきなことを言う
15才のとき部屋の散らかり方に美しい散ら かり方とそうでない散らかり方があること に気付く
大学で日本画の勉強をしてみたりする
2006 京丹波の陶芸家に出会い美しいくらしにふれる
この頃から古いものを買ってみるようになる
2013 松本の木工デザイナーに出会う
何でもない僕に何かをあたえてくれる
2014 古道具店「古い道具」をはじめる
2016 名古屋の金物作家に出会う
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