1995 企業デザイナーを経て自身のファッションブランド「minä (ミナ)」を設立 ミナはフィンランド語で「私」を表す 「私がより私らしくあれる服」をつくりたい、という願いから名付けた 時の経過により色褪せることのない服を目指し、オリジナルデザインの生地による服作りを進める
1999 オリジナルデザインの家具「ジラフチェア」を発表
2000 東京・白金台にアトリエを移し、初のショップを併設
2002 展覧会「粒子---exhibition of minä `s works」開催(東京・青山 スパイラルガーデン)
2003 ブランド名をminä perhonenとする。perhonenはフィンランド語で「ちょうちょ」を意味する。世界中に数えきれないほどのちょうちょがいるように、軽やかなデザインをたくさん生みだしていきたいという願いを込めた
2006 「毎日ファッション大賞」(毎日新聞社主催)大賞を受賞
2007 京都に2店舗目の直営店をオープン
2009 京都にアーカイブのアイテムを扱う「arkistot」をオープン
英国「LIBERTY」社より皆川明デザインの生地が発表される
オランダAudax Textielmuseum Tilburgにてminä perhonenのデザイン展が開催される
2010 服地の余り布をリメイクやパッチワークにより再生するショップ「minä perhonen piece,」を京都、続き東京にも「arkistot」「piece」をオープン
展覧会「進行中」を開催(東京・青山、スパイラルガーデン)
2011 2012年5月にオープンする東京スカイツリーのスタッフユニフォームのデザインを手掛ける
テキスタイルデザイナーとして、皆川 明はデンマークKVADRAT社、英リバティ社をはじめとするテキスタイルメーカーにもデザインを提供。また洋服だけでなく家具やうつわへとデザインの幅を広げている。2010年にスタートした「ピース,」のプロジェクトは、ものを生み出す過程で生まれる「残り」の存在を、もう一度ものづくりのサイクルに戻したいと考えて始めた。大切につくり重ねた布は、かけら(ピース)になっても私たちの貴重な財産となっている。 |
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私達の物つくりは継続しながら変化することで
年輪を一層、一層積み上げるようにしてきました。
そしてそれは自然の移り変わりのように営みが
循環していくことを目指しました。
ピースという私達の試みは余りの材料をもう一度見直し小面積からできるデザインのなかで余りだったからこその
魅力を持ったものを作ることでした。
私達の営みから生まれる物や行為ができるだけ有効に
そして魅力的になっていくことがデザインのこれからの方向だと感じています。
同時にここギャルリ百草では安藤雅信さん、安藤明子さんとの
共作により単独では生まれなかったであろう物をつくり、
皆様にお見せする機会を得ることが出来ました。
それは作りの行程を互いの領域に分業し、繋げる事でできあがりました。
今回で2回目となる「つくりの回生」というテーマを繋いでいくためにも
互いの領域を無くすということではなく領域を越えて繋がるということが大切だと思っています。
違う場所で違うものを作ってきた者どうしが気持ちの共感と敬意によって集まっていく。
こういった事も物が心地よく生まれる素地となっていくはずだからです。 |
ミナ ペルホネン 皆川 明 |
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