ギャルリももぐさ/百草
作品/百草
Temporary Exhibition Gallery Permanent Exhibition Gallery Cafe Outline & Access Momogusa Original Masanobu Ando's Work Akiko Ando's Work Published Momogusa Blog.
安藤雅信 個展(他)情報一覧
安藤明子 個展(他)情報一覧
百草の手仕事展
2002 4/27(土)〜5/5(日)
11:00〜19:00
会場  沼田邸マンション102
(福岡県福岡市中央区西公園11-10
 西公園ハウス102)
        
ももぐさの手仕事
 岐阜県多治見市に築百年の民家を移築したギャラリーがある。 私の一番好きなギャラリー「百草(ももぐさ)」だ。 私は、福岡から早朝多治見へ飛んで行き、 ギャラリーを一日中ながめて、 夕日と共に福岡に帰ってくる。胸が一杯だ。
 初めてももぐさを訪れた日、私は御主人の安藤氏の器に魅了された。 器ばなれしていた私の気持ちがその日そこから離れられなくなっていた。
 二度目には、うるしの盆にのせられ、あたたかな日ざしをあびている 「未晒し木綿のよだれかけ」に出会う。 その姿は、まるで生まれたての赤子のように思えた。 夫人がお子さんの為にデザインしたもので、ふちのぷつぷつと あたたかな手縫いのあとが、その愛情をものがたっていた。
 凛とした白い皿と小さなよだれかけ。 確かめるように、それぞれの感触を手のひらに写してみた。 どちらからも同じ思いがこみ上げてきて、 胸の奥にほのぼのとした灯りがともるのを感じた
 明子さんがよだれかけを手のひらにのせて 見せようとした時のことである。彼女の指先のささくれが さらしの布とすり合って、ぱりぱりという音をたてた。37才の美しい人の「手」が教えてくれた忘れられないものの音。 手仕事の温かさはすばらしい。
沼田みより
ギャルリももぐさ
100年の時が慈しんだ民家、展示スペース80坪という一軒家の空間をギャラリーとして、造形作家である安藤雅信さんが妻の明子さんと共に開廊した。ギャラリーと人とモノとが、真摯に向き合う大切な時間を与えてくれる美的空間。

安藤雅信 〔ギャルリ・ももぐさ主人〕現代美術を経て、現在は陶器の作り手でもあり、茶人でもある。作品中、白のシリーズは、昔、西欧の庶民が使ったような、温かい手ざわりがある。作為のない自然な反り、微妙なゆがみから、心地よくとぎすまされた美意識が伝わってくる。

安藤明子
和の暮らしに合う衣服作家。「和洋が取り入れられた食と住のように、衣服においても、日本の美意識を入れられないだろうか」と茶会用の衣服を作るなど、和の暮らしに合う衣服を提案している。日々の暮らしの中からかたち創られていった衣服・小物は、使うほどに生活に息づく力強さを持っている。

ギャラリー百草・手仕事のモノたち
・安藤雅信の器
・旅茶箱、旅茶苞、中国茶セット
・安藤明子の衣服
・未晒し木綿のよだれかけ
・ガーゼ手ぬぐい
・手紬タオル
・木綿のハンカチ〜大判タオル
・子どものための器、箸、スプーン
協 力
・真木テキスタイルスタジオ
春夏の衣服、ストール
・mon sakata

交 通
西公園を目指してお越し下さい。坂を登って、公園の中の道を左に入り
約100mほどのところに静かな森の中のマンション「西公園ハウス」があります。お車でお越しの方は公園に駐車場(無料)があります。

交通アクセス
西鉄バス 「西公園」バス停より徒歩8分
     「荒戸2丁目」バス停より5分
地 下 鉄 「大濠公園」駅より徒歩13分
車・都市高速 西公園ランプより車で5分

沼田塾 ・ 沼田 みより

〒810-0061 福岡市中央区西公園11-10 西公園ハウス405
TEL 092-716-2211 / FAX 092-716-2213
miyorin@vesta.ocn.ne.jp
http://www8.ocn.ne.jp/~miyori/
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