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FUNKの周辺 2

曲がり角

FUNKが好きだと言うと「JB派それともSLY派」と質問される。FUNKの創始者とされるJAMES BROWNは陶酔するまでリズムが迫ってくる感じ。一方、SLY & FAMILY STONEの方は音数も引き算された感じでクール。そう、僕はSLY派なのです。SLYの「STAND」というアルバムの「LET’S SING A SIMPLE SONG」にあるギターフレーズをジミヘンが大晦日コンサートで弾き、マイルスが「JACK JOHNSON」の中でマクラフリンに弾かせ、なんとジャクソン5までもがそのフレーズを引用していたのには驚いた。’60年代後半から’70年代にかけて、黒人たちの意識は「STAND」しようとしていたし、その力がJAZZ・ROCK・BLUESなどの壁を取り壊していたことが、随分後になって分かった。消えたブログ 6  2010 9 23 記

 

周りは圧倒的にJ.B.派が多い。ファンカデリック好きもJ.B.派だからねえ。音楽的には1拍目に強いリズムがくるのがファンクの特徴とされ、J.B.が最初に取り入れたとか。1拍目と2拍目の裏に強いリズムが来ると、確かにノリは良い。それに較べ、SLYの功績は、その後に登場するミュージシャンの活躍で見えてくるのではないか。それがFUNKの周辺でしたいことかも。  2014 7 4 記

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コメント:4

cafe-shiroiro/ 橋本 崇 14-07-05 (土) 0:21

「一泊目に強いリズムが来る」という意識ではあまり聞いたことがなかったのですが、改めて聞いてみると確かに。
僕がJBを好きになったきっかけの曲「Papa’s Got a Brand New Bag」はやっぱり素晴らしいですし、第一泊目のバンドの集中力は聴く側の首と腰に重量を与えてくれる感じがします。そこが好きな理由の一つなんだなあと実感しました。
JBはリズムが畳み掛けるように迫ってくるのと同時に、声、リズム、編成、サウンドすべてが一塊の感情であり、その統率する力が圧倒的。それがJBの本質ではないかと勝手に思っています。

この63年アポロのライブ盤は僕も好きです。目の肥えたアポロの客の熱狂の声まで聞こえてくることから相当な盛り上がりだったことでしょう。名曲ばかりの構成で、ノリのいいシンク、ワンステージで気に入った曲はすべてこなしたかったかプリーズ・プリーズ・プリーズやビーワイルダードはメドレーで収録されているところもライブ盤らしくていいと思います。ちなみに68年のアポロのライブも好きです。

スライの功績について安藤さんの見解、楽しみにしています。

Masanobu Ando 14-07-05 (土) 10:43

橋本様
1965年のPapa’s Got a Brand New Bagで、1拍目を強調するファンクリズムが生まれたとされています。63年のアポロ盤はまだR&Bの延長線ですね。あの頃のスタジオ録音盤で一度検証みようかな。

Takao Katou 14-07-05 (土) 13:25

3年前、1週間程NYに滞在する機会があり、ブルックリンの黒人街で近所の住人達が交代で1曲づつ歌うパーティーに参加することができました。彼ら(我々日本人3人以外すべて黒人です)は毎週金曜日の夜に集まって歌を歌いまくるのです。バックのピアノトリオの演奏もひとりひとりの歌も質の高さに驚かされるばかりでした。そこでつくづく感じたことは彼らにとってゴスペルもソウルもジャズも関係無いんだなということでした。かれらには同じ音楽というとらえ方。 そしてもう一つ感じたことは1拍目の大切さ。
すべてその場でのリハなしの音合わせですから、多少のリズムのずれはありますが、すべて1拍目で合わせていくのです。1小節の中のずれは1拍目が合うことにより逆に個性と言うか旨みとして引き立ってくるのを実感しました。

Masanobu Ando 14-07-06 (日) 1:23

加藤様
興味深い話ですね。そういう形で黒人達は腕を上げてるんですね。
1拍目を強調する打楽器的要素は、アフリカでは会話というかコミュケーションツールだったのでしょうね。さあ始めるよという最初の挨拶のようなもので、あとは複合リズムで好きに話し合い、まとどこかの小節の1拍目に合うという。インドでは108拍子まで複合リズムを演奏出来るそうです。

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