KHISONOIO? / KHISONOIO?×kitta / atelier Une place / 森岡書店シャツとカーディガン / Taller Kúu Yukiko Kitahara / Clammbon (モメントe.p.3) / 百草衣生活研究処 / Organic Vegan Sweets / Crystal Creek Cosmetics
2018年夏に ももぐさで おこなう
いろいろなもの(ももくさ=百種)の 展覧会
前篇は、持つもの・身に着けるものを中心に。
後篇は、茶と食に関わるものを中心に。
後篇へ
受注会・齋藤 徹 在廊日7/21(土)— 7/23(月)
出展内容
リュック
・Piazza Zaino
・Onigiri
・Flat
革小物 キッチンミトン
・Zinbei
齋藤 徹 プロフィール
キャンバスと革を使って持つ人の日常に寄り添えるものづくりをしています。
KHISONOIO? = イタリア語で“Who am I?” “ぼくはだれ?”の意味
s
ぼくは、いったい誰なんだ?
どこへ向かっているんだ?
なんのために生きているんだ?
旅を繰り返すなかで、
ずっとこんなことを思っていました。
宿も決めないまま渡ったイギリスでぼくを居候させてくれた、
自称“リサイクラー”のエジプト人・アリ。
毎日街をうろついては、いつも何かを拾ってきていた。
イタリアで料理人として働いていたレストランの、匂いとざわめき。
同じような毎日の繰り返しでもいつも本当に楽しそうで、
陽気な馬鹿話ばかりを繰り返していた同僚のジッジョとルカ。
オマーンで数日間を共に過ごしたドライバーのアディルは、
もう大きな子どもがいてもおかしくない年なのに、
まるでいたずらっ子の少年のようにおしゃべりな男。
宗教や人種の垣根を越えて、盛り上がるのはいつも女性の話題だった。
オーストラリアで暮らしていたときに同居人だったティムは、
カメラの防水ケースからテーブルまで、何でも自分で作るすごい奴。
でも、料理だけは驚くほど下手だった。
ミラノで出会った台湾人のピーターは、
旅をしながらグラフィックの仕事をしていた。
なんともいえない素朴な雰囲気が印象的で、
初対面のぼくと、2日間かけて博物館や美術館を渡り歩いた。
帰国後、縁があって出会った
料理人のたかはしよしこさんの助手を務めることになり、
仕事を通じていろんな方々に会いました。
物を作って生きていく。
自分を表現して日々の糧を得る。
好きなことを仕事にして今日を過ごす。
決して楽なことではないけれど、
そういう生き方が実際にあるのだということを知りました。
ぼくは、いったい誰なんだ?
どこへ向かっているんだ?
なんのために生きているんだ?
探し続けた答えは出ないままに、
さまざまな人や場所との出会いを経て、
母の影響で小さなころから身近だったミシンを使い、
ぼくは鞄を作り始めました。
そして実際にそれを使ってくれる人たちの姿や
使い込まれてどんどん変化していく鞄を見るうちに、
ぼくの探していたなにかが見つかったような感覚を覚えました。
包丁ではなく、ペンではなく、金槌でもなく。
慣れ親しんだミシンを使うことで、
ぼくはぼくらしさに出会えたような気がしました。
KHISONOIO?の鞄は、
使うほどに馴染むキャンバス地と革からできています。
元はまったく同じ鞄だとしても、
使い手ひとりひとりの個性と交わりあって、
3年後、5年後にはそれぞれの経年変化を見せるようになります。
そしてその姿は、ぼくには新品以上に美しく感じられます。
自分の手の中から生まれたひとつの鞄が、
それを持つ人々の暮らしに寄り添い、
それぞれに異なる表情を見せるようになるまで。
日常を離れて旅へ出るときも、
いつも通りの愛おしい毎日を送るときも。
家族のように、
親友のように、
恋人のように。
持つ人にやさしく寄り添って、
共に、やわらかに年齢を重ねていく。
そんな存在になれればと願いながら、
毎日鞄を作っています。
ぼくはまだ、旅の途中です。
kitta プロフィール
沖縄のやんばるにて植物、水、火、風、土などの生命を受け取り、自然の色の衣服や空間など形あるものを制作している。
作品を通して自然の豊かさ、うつくしさをて渡せたらと願っています。
ユヌプラスのお二人の手になる、夏の衣服たち。
歴史の中で需要があり今も自国で織り続けている布を用い、丁寧に仕立てた必要十分な衣服は、生活を支える道具として、飽くことなく共に年月を重ねていく存在となるでしょう。
そして時に、遠い異国の歴史にまで思いを馳せた布や、どこか懐かしいような布、大切に育まれ今出会ったさまざまな布たちがどう生かされるのか、毎回の作品が楽しみです。その全てに共通するのは、品性と憧れ、秘めた情熱。そしてそれらを支える妥協のない丁寧な仕事です。が、彼らにとってはごく当たり前のこととして為され、恐らく布を手にした時から答えが出ているのでしょう。今回の出会いも、どうか楽しみにいらして下さい。(A)
出展内容
スカート、パンツ、ブラウス、ジャンパースカート、ワンピース、はおり、エプロン他
定番のタオルハンカチ類、大きなコットンケットなどの夏に合わせたアイテム
愛用の白シャツ
男性にとって白シャツは、必需品であり顔であると思う。自分らしいものを備えておくことが如何に大切なことか。何せ白シャツである。いくら気に入ったシャツに出会えたところで、愛用品であるほど、回と年数を重ねるごとに台衿の首に触れる部分や袖口の黄ばみが気になるようになり、遂に擦り切れ、遅かれ早かれ繕いつつの作業着行きになる。そして洋服は、気に入ったものに出会えたからといって、毎シーズン同じものが手に入るとは限らない。
あるとき、この小洒落たシャツがワードローブに加わるようになった。それを認識するのは洗濯の時である。何せ、多少の差異があるにせよ、4半世紀を過ぎる付き合いとなった家人の着るシャツの違いになどいちいち気を留めない。互いにそれぞれの山積みのやらねばならぬ事に必死である。
シャカシャカという素材感。ステッチを入れない衿は、洗うほどに空気が入ったような立体感が出てくる。絶妙な幅と角度で先端がトンと立ち、ボタンダウンの釦が比翼仕立てになっていて、衿の形を整えきちんとした印象を作ってくれる。
一見ただの白シャツだが、よく見ると随所に工夫がある。
一番先に汚れの出やすい台衿の首に触れる部分、カフスの際の擦れやすい部分に、オフホワイトのオックスフォード地を接ぎ合わせてある。やや有色で強度もある異素材を持ってくるとは心憎い。着用と洗いを繰り返すごとに白+生成りの組み合わせが際立ち、脇接ぎ部分の補強布とともに、細かなディテイルがわざとらしくなく実用とアクセントになっている。
何より、洗い晒したまま着られるシャツ、というところと、男女ともに豊富なサイズ展開が嬉しい。
さすが森岡さんが考え、ACROSS THE VINTAGEさんと作ったシャツ、と頷ける。(A)
シャツ サイズ/4 5 6(レディス) 7 8 9(メンズ)
銀座にある一冊の本を売る本屋『森岡書店』の店主、森岡督行さんと株式会社コスギが運営するACROSS THE VINTAGEさんが共同開発してシンプルな白シャツ(メンズ、レディース)を作り上げました。
作品より目立たない服をテーマに、経年変化、洗いざらしでも着られる、袖口・衿が擦り切れないように、とアイデアを形にしたシャツ。シンプルですが、素材・ディティールにこだわった1枚です。
カーディガン サイズ/5 6(レディス) 7 8 9(メンズ)
コラボ企画第2弾はニットカーディガン。テーマは引き続き、作品より目立たない服、本屋さんが着たいと思う服。肌寒い時期にあたかかく、仕事をする上で着脱しやすいカーディガンを製作されました。素材には、チベットや中国などの標高3,000mを超える山岳の高原に生息するウシ科の動物からとれるヤクを使用し、擦れやすい前立て、ヨーク、エルボーパッチの編地を梳毛の抗ピル糸を使い毛玉ができにくい仕様に仕立て上げられています。
森岡督行 プロフィール
1974年、山形県生まれ。1998年に神田神保町の一誠堂書店に入社。
2006年に茅場町の古いビルにて「森岡書店」として独立し、
2015年に「一冊の本を売る本屋」というコンセプトで「森岡書店 銀座店」をオープン。
2017年に「森岡書店総合研究所」を開設。
著書に『写真集 誰かに贈りたくなる108冊』(平凡社)、
『BOOKS ON JAPAN 1931–1972 日本の対外宣伝グラフ誌』(ビー・エヌ・エヌ新社)、
『荒野の古本屋』(晶文社)など。
Usar y No Tirar シリーズ
『使い捨て』について考えた事はありますか?
ひとりひとりがこの事を少しでも気に留めたら、どれだけの資源を無駄にせずに済むでしょうか? 完璧には出来なくても、ほんの少しだけ『使い捨て』について考えてもらいたい。 そんな願いをこめて作られたのが『Usar y No Tirar』シリーズです。スペイン語で“Usar y Tirar”とは、使い捨て。そこに“No”を加えた、『使い捨てではない』もの。人間にも動物にも優しい環境について、今一度考えてみませんか。
このシリーズの商品は使い捨てのプラスティックや紙のコップなど、日常生活の中で何気な く使ってゴミ箱行きになってしまっているものを石膏で型を取り、そこへ泥漿(でいしょう)を流し込んで、成形します。 こうして成形されたカップやボールなどに動物などの取手が付いているものが、このシリーズの特徴です。
Recuerdo <思い出> シリーズ
幼い頃の思い出をカタチにしたシリーズです。 1950年代のセルロイド人形をはじめ、ビンテージのおもちゃを型取りし、実用品に作り上げています。
Yukiko Kitahara プロフィール
1970年山梨県生まれ。愛知県瀬戸市窯業専門校及び窯業高校陶芸専攻科で陶芸を学び、1994年に渡西。 グラナダ大学美術学部で聴講生としてポリクロマ及び陶壁を学ぶ。その後、グラナダ県モトリル公立美術学校陶芸デザインコース修了。 2001年セビリア市役所臨時職員として、一年間『スペイン広場タイル修復・再現プロジェクト』の再現チームに加わる。 2004年グラナダ県ネバダ山脈にある、標高1,450mのピトレス村に工房を構え、陶芸彫刻作品を制作。スペイン及びアルゼンチンのコンクールで受賞。 2010年セビリア現代陶芸コンクールにて、最優秀賞受賞 2010年セビリア・ヘルベス村に工房を構え、2012年Taller Kúu - Yukiko Kitahara の名称で『丁寧な生活』をテーマとした食器の制作を行う。 2012年アルコーラ国際陶芸コンクールにて優秀賞受賞 2016年 日本人として初のスペイン・ナショナルクラフト賞 - プロダクト部門最優秀賞受賞
夏の百草サロンは、涼やかな単サロン、裾捻りサロン、サロン穿きもできてギャザースカートにもなるリボン付き単サロンは、鮮やかな亜麻混等何れも透け感のある軽やかな布で。涼やかな風合いのリネンやパリパリコットンのギャザーサロン、ざっくりリネンのタック入りサロン、何通りものアレンジ可能な二つ折りサロンなど。
サロン着付け講習会
7/22(日)・23(月) 各日14:00—(予約不要・自由参加)
お気軽にご参加ください。
Organic Vegan Sweetsのサンドイッチスプレッドを用いたキューカンバーサンドとミネストローネのランチをお楽しみ下さい。
日時・場所
7/27
(金)11:30—18:00 (17:30 O.S.), 焼き菓子販売11:00—
百草カフェにて
デザートメニューをイートインで召し上がって頂けるほか、焼き菓子・コンフィチュール・スプレッド等の販売もございます。
今回は、デザートと相性の良いあづささんおすすめのビオワインや日本酒等とのペアリングもお楽しみいただけます。
また、Organic Vegan Sweetsのサンドイッチスプレッドを用いたキューカンバーサンドとミネストローネのヴィーガンランチも百草カフェにてお召し上がり頂けます。
注意事項
・焼菓子販売はカフェの始まる30分前より、百草にて販売いたします
・お会計は百草[板の間]カウンターにてお願い致します
・尚、暑い時期ですので、お持ち帰り用に保冷パックをご持参下さい
カフェが満席でお待ち頂く場合は、カフェカウンターにてご希望のデザートを伺い、整理券をお渡し致します。数に限りがございますので、営業時間内でも売り切れる場合がありますが、ご容赦くださいませ。
田中あづさ プロフィール
アメリカ Seattleのveganレストランにてペイストリーシェフを勤めた後2002年に帰国。
「Organic Vegan Sweets」を立ち上げる。白砂糖、卵、乳製品、動物性のものは一切使用せず、厳選したオーガニック食材を贅沢に使用したヴィーガン、マクロビオティックスタイルの身体に優しいお菓子をご提案しております。
ホームページ
概要
7/28
(土)
午前の部「美髪のひけつ ~顔のたるみ対策にもなる頭皮マッサージ~ 」
午後の部「お顔のたるみとむくみケア ~かっさプレートを使ったフェイシャルマッサージ~」
午前の部「美髪のひけつ ~顔のたるみ対策にもなる頭皮マッサージ~」
美髪に大切な事は、柔らかくて健康な頭皮を保つこと。 そして頭皮マッサージは、ストレス軽減・お顔のたるみ対策として習慣にして頂きたいことのひとつです。 実恵さんより、健康な頭皮のために大事な生活習慣や食事のお話を聴いたあと、Head Massage oil、“かっさプレート”を用いた頭皮マッサージを教えていただきます。
講習が終わりましたら、Organic Vegan Sweets製のスコーンと、天の紅茶を頂きます。
日時 7/28(土)10:30—(1時間30分程度)
会費 \4000(講習費・お茶代)
持ち物 筆記用具、かっさプレート(お持ちの方のみ)
予約制 先着順
午後の部「お顔のたるみとむくみケア~かっさプレートを使ったフェイシャルマッサージ」
午後の講習会では、お顔のたるみとむくみの原因のお話と、毎日できるケアについて。 実恵さんと、Night oilを用いた簡単な“かっさプレートマッサージ”を実践していただきます。
・お顔のたるみ対策には、午前中の頭皮マッサージも受講されることをお勧めします。
・当日はノーメイク、またはオイルをつけてもいい状態でお越しください。アイメイクはそのままで大丈夫です。
・デコルテもマッサージをいたしますので襟元の開いたお洋服でお越しください。
講習が終わりましたら、Organic Vegan Sweets製の小さな焼き菓子と、Sucre Medicinal Harbsのハーブティーを頂きます。
日時 7/28(土)14:00~(2時間程度)
会費 \5500 (講習費・材料代・お茶代・天然石かっさプレート・お持ち帰りオイル付き)
持ち物 筆記用具、鏡、髪の毛を留めるもの(ピン、ヘアターバンなど)
(お化粧直し用コスメ)※CCCosmeの化粧水・UVcreamはご用意します
予約制 先着順
1.件名は必ず「2018夏 CCC講習会 午前or午後or両方 参加希望」として下さい
2.本文に
・氏名(複数様でご応募の場合は全員分)
・携帯電話番号(複数様でご応募の場合は全員分)
・住所
・メールアドレス
をご明記下さい
※講習会参加者のみ、ランチをご予約頂けます。希望される方はご予約お申し込み時にご明記ください (Organic Vegan Sweetsのサンドイッチスプレッドを用いたキューカンバーサンドとミネストローネのヴィーガンランチをお楽しみ下さい)
13:00-14:00頃、午前の部と午後の部入れ替え時、講習室内でのご飲食となります。
以上をご確認の上、momogusa@momogusa.jpまでメールにてご応募下さい
3. ご予約受付完了された方のみ5日以内にメールにてお知らせします
※応募人数に達した場合、メールをお送りしませんのでご了承下さい
4. その後、確認メールを頂いた時点でご予約完了といたします
注意事項
・記入情報に不足や誤りが見受けられるご応募や、予約開始時間より前のご応募につきましては、無効とさせて頂きます
・万が一のキャンセルの場合は7月24日(火)までにご連絡下さい。7月25日(水)よりキャンセル料が発生いたしますのでご了承下さい
キャンセル料のご案内(手数料はお客様ご負担となります)
3日前…参加費の半額返金
2日前…参加費の半額返金
1日前…全額お客様ご負担
当日…全額お客様ご負担
※ご信頼のおける代理の方を立てられる場合は、キャンセル料を見合わせます。ご相談ください。
/ テーマ「カップとピッチャー」 内田京子・高橋禎彦・安藤雅信
/ PETER IVY KOBO 高橋みどりさんと作るガラス器のシリーズ
/ トラネコボンボンの琺瑯製品ほか
/ conteまかないシリーズ
/ KAY BOJESENのカトラリー
/ ふじっこパンのグラノーラ
/ 百草オリジナル布製品 ガーゼのもの
/ 展示 「珈琲屋」写真展
/ 「珈琲屋」出版記念 | 大坊珈琲店 in 百草
/ 菓子ここのつ × 安藤雅信 中国茶会
「大坊珈琲店」が百草に。口の間から続く[白い小屋]に設えた、客席とカウンター。大坊勝次さんが、ネルドリップで珈琲を淹れて下さいます。どうかお楽しみにいらして下さい。
日時 8/11, 12(土・日)11:00—13:00, 14:30—16:30
会場 百草
定員 各会8名
参加費 8,000円