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日本の音楽夜話 9 再度 高田渡

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4月はシンクロするかのように、高田渡の話題が身の回りに近付いてきた。百草の展覧会、トークショーの打ち上げでミナ ペルホネンの若い女性スタッフと「コーヒーブルース」を歌い、イノダコーヒーに行きたいと思っていたら、朝日新聞夕刊で高倉健が良く通ったお店としてイノダコーヒーの店内がデカデカと載っていた。そして、「レコード・コレクターズ5月号」のリンゴ・スター特集を購入したら、高田渡の小特集が載っていた。

高田渡はデビュー作からはっぴいえんどがバックの演奏していたり、このアルバムのように鈴木慶一がプロデュースをしていたりと、周りに恵まれた方ではないかと思う。

その鈴木慶一氏がこの特集で語っていたのは「フォーク・シンガーの定義っていうのを私なりに三要素を考えたことがある。リサーチャー(研究家)。ランブラー。それと、トピカル、つまり時事を歌にできること。その三要素を備えた人は、日本では高田渡以外になかなかいないと思う」漠然と思っていたことを、ぴしっと指摘。流石である。このアルバムの中では7曲目「こいつは墓場にならなくちゃ」のプロデュースが秀逸。

富士吉田・ナノリウムでの高田渡のライブが、僕の最初で最後の高田渡だった。ミーハーなのでサインを頂いた。

高田渡には駄作はないというが、本当である。


コメント:2

加藤隆男 15-05-09 (土) 18:12

鈴木慶一は熱狂的なファンもいますが、私には引っかかりませんでした。ムーンライダーズのLPが出たときに友人が目を輝かせて聞かせてくれましたが、私には引っかかりませんでした。何故だかわかりません。このブログの記事を見て早速「こいつは墓場に・・・」聞いてみました。・・・・・・・スイマセン。 試みているということは理解しますが、その試みが私には響きません。 昔ながらの弾き語りがいいです。時事を歌ってる人はいるかもしれませんが、時事を歌にできる人はt高田渡以外にいませんね。

Masanobu Ando 15-05-10 (日) 0:49

加藤様
僕も若い時は器用なバンドだなという認識程度で、余り聴きませんでした。齢を重ねてくると、聴く音楽の幅が広がり、良い曲もあるなと再認識しています。重要なのは、高田渡が色々な音楽仲間に愛されていたことです。

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