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2016-02

ジャズ雑記 15 マイルスへの道 1

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新年早々、金沢市にある「モノトヒト」に行ってきた。生活工芸プロジェクトを辻和美さん6年間引っ張ってきて、そのまとめのトークショーがあったからだ。そこで面白い場面に遭遇した。3部構成の若手作家4人に辻さんが、尊敬するアーティストや作家は質問をしたら、ミュージシャンの名前を挙げたのだ。常々、僕は尊敬するアーティストはマイルス・デイビスで言ってきただけに、感慨ひとしお。確実にカテゴリーの壁は壊れてきている。ギャラリーのブログなのに、音楽の記事ばかり書いているから、とても嬉しい出来事だった。

ところで、そのマイルス・デイビスの周辺にも興味がある。「IN A SILENT WAY」はマイルスの最大の変化、60年代後半のエレクトリック化の先駆けとなったアルバムである。そこにスライ&ファミリーストーンの影響か、白人ミュージシャンが3人も参加している。オルガンのジョー・ザビヌル、ギターのジョン・マクラフリン、ベースのデイブ・ホランド。ザビヌルは4曲中2曲を作曲している。それぞれヨーロッパのミュージシャンで特徴があるが、ザビヌルの牧歌的な曲の雰囲気は、まさにこのアルバムの全体を支配して、とても良い。

写真のアルバムはNUCLEUSのELASTIC ROCKと渡辺貞夫のパストラル。二枚とも、「IN A SILENT WAY」の影響が如何に大きかったを証明している。ELASTIC ROCKの冒頭はトニーかと思わせるドラムソロから始まる。

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