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2015-05

日本の音楽夜話 9 再度 高田渡

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4月はシンクロするかのように、高田渡の話題が身の回りに近付いてきた。百草の展覧会、トークショーの打ち上げでミナ ペルホネンの若い女性スタッフと「コーヒーブルース」を歌い、イノダコーヒーに行きたいと思っていたら、朝日新聞夕刊で高倉健が良く通ったお店としてイノダコーヒーの店内がデカデカと載っていた。そして、「レコード・コレクターズ5月号」のリンゴ・スター特集を購入したら、高田渡の小特集が載っていた。

高田渡はデビュー作からはっぴいえんどがバックの演奏していたり、このアルバムのように鈴木慶一がプロデュースをしていたりと、周りに恵まれた方ではないかと思う。

その鈴木慶一氏がこの特集で語っていたのは「フォーク・シンガーの定義っていうのを私なりに三要素を考えたことがある。リサーチャー(研究家)。ランブラー。それと、トピカル、つまり時事を歌にできること。その三要素を備えた人は、日本では高田渡以外になかなかいないと思う」漠然と思っていたことを、ぴしっと指摘。流石である。このアルバムの中では7曲目「こいつは墓場にならなくちゃ」のプロデュースが秀逸。

富士吉田・ナノリウムでの高田渡のライブが、僕の最初で最後の高田渡だった。ミーハーなのでサインを頂いた。

高田渡には駄作はないというが、本当である。

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